夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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先日ご紹介した

夏井いつきの世界一わかりやすい俳句鑑賞の授業

姉妹編。

と、いっても今回ご紹介するこの本の方が先に出版されています。

形式は同じ。

生徒の秘英知さんの俳号の由来もわかりました。

変な俳号だと思っていたのですが(失礼)、

意味がわかって納得しました。

今作は超初心者向けだと思います。

既に俳句を作っている人には物足りないかもしれませんが、

私は興味深く読みました。

「一物仕立て」と「取り合わせ」という俳句の技もよくわかりました。

「一物仕立て」は難しい、上級者の技のようですが、

私はお題の季語がよくわからないときにイメージで

「一物仕立て」の句を作ろうとすることがたまにあります。

もちろん苦肉の策。

はっきりいって上手くいったためしがありません。

「一物仕立て」には①観察力②根気③描写力が

必要なんだそうです。

道理で難しかったはずだと納得しました。

後半は「一物仕立て」の解説がかなり多いのですが、

秘英知さんの蟋蟀の観察はえらいなーと感動すら

覚えました。

やはり「一物仕立て」は私にはできそうもありません。★★★