タイトルに興味を持ちました。
全体的に納得する話が満載です。
創業当時に株を買い、持ち続けること。
言葉に出していうのは簡単ですが、
なかなかこれが出来る人はいません。
何故か?
本書によれば「企業が長い時間をかけて成長を続けていく
途上において幾度となく訪れる浮き沈みの数々を、
企業とともに乗り切っていくことができる気概のある
投資家はきわめて少ない」とあります。
確かに少しの利益で利確してしまう。
私も覚えがあります。
いつまた下がってしまうかもしれない、
だから利益が出ているうちに売ってしまおうと考えます。
特に相場が弱いときはそうなります。
ここで自分が買った銘柄をどこまで信用できるかが
勝負となります。
本書は株式投資に対する哲学が書かれています。
株主とは何か。
企業理念に込められた思いを汲み取るなど。
これから株式投資を始めようとする人、
今、株式投資をしていてもあまり上手くいっていないと
感じている人に読んでほしい本です。★★