父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養。 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

タイトルにあるように父親が高校生と中学生の息子2人に

株式投資のイロハを教えるという設定になっています。

と、いっても売り買いのノウハウなどはほとんど出てきません。

銘柄を選ぶときにはどういうところに目をつけるかなどが

わかりやすく説明されています。

面白かったところは「アップル製品はうちの敷居を跨がせない理由」。

これ、目次で見てなんとなく内容は想像できたのですが、

やはりその通りでした。

私、全くアップルの製品に縁がありません。

でも、最初のスマホはiPhoneでした。

機種変もiPhoneにしようと思っていてソフトバンクの販売店に

行ったのですが、あまりにも不親切だったのでauのショップに行き

それ以来ずっとアンドロイドです。

先日読んだ池上彰さんの本でアップルの製品はデザインが素晴らしい

と絶賛されていたのですが、

私のような鈍感な人間にはiPhoneの良さも大してわからず、

それよりは値段の安いアンドロイドで十分だと思っています

(今使っているスマホは1万円しませんでした。中古ではないです)。

そう、本書にはアップルは投資先であり製品を買う会社ではない

とあります。

うんうんと納得しながら読みました。

世の中にはやっぱりiPhoneやMacが好きな人がいて

価値を感じている人が多いというのはアップルが確たる

ブランドを確立しているからです。

しかし、一方私のような価値がわからない人間もいるわけです。

でも、アップルのブランドのすごさはわかりますし、

ビジネスモデルのすごさもわかります。

反対に「消費者にとってお得すぎる会社は投資対象としては

魅力的ではない」ともあります。

本来は消費者にとっても投資家にとっても魅力的な会社を

探すのがベストなんでしょうが、なかなかそんな会社を探すのは

難しいですね。★★★