人間使い捨て国家 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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働き方改革で本当に労働者は救われているのでしょうか?

掛け声だけは素晴らしいけど実態はどうなのか。

2019年4月から新設された高度プロフェッショナル制度(高プロ制)

などは体のいい働き方改革の象徴のような気がします。

今は年収1075万円以上が対象となっていますが、

年収400万円以上になる可能性もあるとかないとか。

年収400万円で残業代が支給されないとすると

家族がいる人は副業しないと生活が成り立たないでしょう。

最近副業解禁となんとなくいいイメージで語られていますが、

結局は会社ではもう給料は上げられないから

他で収入を確保してねということなんでしょうね。

あと、外国人労働者の章ではなんだか涙が出そうになりました。

上手に言われて日本にやってきてもピンハネは横行、

労働環境は劣悪、逃げたいと思っても借金があり

逃げ出せない現実。

一体、いつの時代の話なのかと言いたくなります。

日本人が人手不足だから外国人でも‥という政府の考えが

透けてみえます。

労働者は消費者だということを今一度思い出してほしいと

思います。

労働者を安い賃金でこき使っている限り景気の回復なんて

ないでしょう。★★