惰性と思考 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

外山滋比古さんのエッセイです。

気軽な気分で読みましたが、

95歳というお年を知っているからか、

なんだか含蓄のあるエッセイだなと

思ったりも。

旅行の話や食べ物の話、持ち物の話など。

うらやましいと感じたのは同級生や恩師との再会の

風景。

付き合いのある同級生もいないし、

会いたいと思う恩師もいない私としては

こういう風に年を重ねて学生時代のことを

思える幸せというか。

「かぜと個性」では今ちょうど風邪をひいていることも

あって、ああなるほどと思いながら読みました。

”なおりかけのときの気分が実によろしい。

弱気を強気にし、悲観的な人間にも希望というものが

あると考えさせる。”

まだ、そこまで希望が感じられないから完治は先かな‥?★★★