マスカレード・ナイト | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

東野圭吾さんです。

「マスカレードホテル」シリーズです。

ある若い女性が殺害され、密告状が警視庁に届きます。

内容は、犯人がホテル・コルテシアの大みそかのカウントパーティ

会場に現れるというものです。

潜入捜査に入る捜査一課の面々。

刑事の新田はフロント係として潜入。

ホテルウーマンの山岸尚美と再会します。

ホテルのいろんなハプニングを描きながら、

事件も進行していきますが、

事件内容的にはちょっと厳しいところもあるかな?と思いました。

動機、犯人‥。

なんとなく物足りない。

話が嘘くさいんですよね。

作り過ぎてしまった感じ。

あと、新田と能勢という刑事がお互いの調べてきたことを

持ち寄って推理を語り合う場面があるのですが、

それを尚美にも聞いて意見を言ってほしいというのも

あり得ないなあと思いました。

事件的にはそんなにと思いましたが、

年末の一流ホテルの裏側が丁寧に描かれていて、

頭にその場面がありありと思い描かれました。

本の装丁もとってもきれいです。

今年ももう3ヶ月ちょっとなんですねえ★★