マスカレード・ナイト
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東野圭吾さんです。
「マスカレードホテル」シリーズです。
ある若い女性が殺害され、密告状が警視庁に届きます。
内容は、犯人がホテル・コルテシアの大みそかのカウントパーティ
会場に現れるというものです。
潜入捜査に入る捜査一課の面々。
刑事の新田はフロント係として潜入。
ホテルウーマンの山岸尚美と再会します。
ホテルのいろんなハプニングを描きながら、
事件も進行していきますが、
事件内容的にはちょっと厳しいところもあるかな?と思いました。
動機、犯人‥。
なんとなく物足りない。
話が嘘くさいんですよね。
作り過ぎてしまった感じ。
あと、新田と能勢という刑事がお互いの調べてきたことを
持ち寄って推理を語り合う場面があるのですが、
それを尚美にも聞いて意見を言ってほしいというのも
あり得ないなあと思いました。
事件的にはそんなにと思いましたが、
年末の一流ホテルの裏側が丁寧に描かれていて、
頭にその場面がありありと思い描かれました。
本の装丁もとってもきれいです。
今年ももう3ヶ月ちょっとなんですねえ★★