ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

東京バンドワゴンシリーズです。

毎回思うのですが、とにかく登場人物が膨らみすぎ(笑)。

まあ、続けていくためには仕方ないことですね。

毎回、春夏秋冬で話は分かれています。

今回は夏と秋の話が好きでした。

夏は堀田家の蔵にイギリスの昔の秘密文書があり、

それをイギリスの秘密情報部が取り戻そうというお話。

元の持ち主のロンドンの古本屋に堀田家の面々が

訪れます。

ほんとだったらもっと物騒な展開になりそうですが、

それはまあ、東京バンドワゴンシリーズということで‥。

勘一さんの行動力にはびっくりです。

秋は鈴花ちゃんとかんなちゃんの友達の家の母と娘との

確執の話でした。

母親は翻訳家をしていて、娘のことをかまってやれなかった、

だから今、関係が悪いという話なのですが、

私が娘だったらこんな母親は大歓迎なんだけどな。

よく、子供の頃、母親が仕事でかまってもらえなかったという

話がありますが、私にすればそれは贅沢という気がします。

まあ、親子の関係は当人しかわからないということでしょうが。

今回も安定の東京バンドワゴンシリーズでした★★★