「貧乏老後」に泣く人「安心老後」で笑う人 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人 (PHP文庫)/PHP研究所

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今回ご紹介するのは
「「貧乏老後」に泣く人「安心老後」で笑う人」
横山光昭著
PHP文庫です★★★




最近目につくのは「老後破産」の問題。
私の両親も直面しているので
他人事ではありません。
現役時代収入が低かった場合、
当然年金も安くなりますから、
こういった人たちは老後破産かと言われれば
それは違うと思います。
反対に現役時代収入が多かったから
年金も多い。
だから老後も安心かと言われれば
それも違うと思います。
やはり、どういう状況であろうと、
きっちりお金の計算をしておかないと
いけないと思うのです。
人生80年という時代になったので、
定年後の人生は15年から20年は確実に
あるという考えが必要です。
そうなるとやはりお金の知識は必須ではないでしょうか。
但し、老後資金がいくら必要、だからそれまでに
毎月いくら貯めなさいいうことがよく言われますが、
その考えには疑問を持っています。
横山さんも今から先を見ることが大事と言われていて
そのとおりだなと思います。
先日も父親がよし、いくら貯めるというのを聞いて
虚しさを覚えました。
足元の家計の管理さえきちっとできないで
いくら貯めるというのはただの夢物語です。
むしろ、老後ということを強く意識するのではなく、
今の家計を立て直し、地道に貯金をしていくこと、
できるだけ長く仕事をすることを考えるなどが
自分を守ることになるのではと思いました。