マスカレード・イブ | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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マスカレード・イブ (集英社文庫)/集英社

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今回ご紹介するのは
「マスカレード・イブ」
東野圭吾著
集英社文庫です★★★





東野圭吾さんの新刊です。
「マスカレード・ホテル」の続編なのですが、
話としては「マスカレード・ホテル」の
プロローグらしいです
(らしいというのはいつものごとくもうすっかり
「マスカレード・ホテル」のあらすじを忘れているから)。
今回は4編の短編集。
新田浩介と山岸尚美が2編ずつ登場します。
一番好きだったのは「ルーキー登場」。
これは新田の話ですが、
正直大体話は想像がつきました。
ある実業家が殺され、妻が‥というわりとありふれた話。
まあ、結論は女はこわいということになるのしょうが、
コレ読みながら「聖女の救済」を何故か思い出しました。
尚美が主人公の「それぞれの仮面」は元プロ野球選手が
2名登場するのですが、明らかに○原と○木だろうと
想像がつくところが笑えました。
これも尚美が主人公の「仮面と覆面」。
こちらもストーリーが途中でなんとなくわかってしまいました。
ミステリーで想像がついてしまうというのは
どうなのかと思いますが、
それでもやっぱり引き込まれてしまいます。
そのあたりが東野さんの上手さなんでしょうね。
どうもこの新田と尚美、シリーズ化されそうです。
楽しみがまたできました。



★★★
 本日は降雨コールド勝ち。
 しかし、解説の小山氏も言ってましたが、
 あれだけ点差があって能見投手を完投させないって
 どういうこと?
 福本さんも先日のメッセも完投させるべきだったと
 言ってました。