疾風ロンド (実業之日本社文庫)/実業之日本社
¥680
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今回ご紹介するのは
「疾風ロンド」
東野圭吾著
実業之日本社文庫です★★
冬大嫌い、スキーは高校の修学旅行でやって
もう死ぬまでやらないと決めた私には
この舞台はきついものがありますが、
それでもわかりにくいとかいうことはなく
そこはやはり東野圭吾さん。
ただ、終始漂うのは軽ーいムード。
かなりきつい病原菌がスキー場に埋められ
それをどうやって探し出すかという物語なのですが、
それにしては切迫感や緊張感より滑稽さが感じられるのは
今回の作品の狙いでしょうか?
東野作品では容疑者や犯人でさえなんとなく救いがあるのに、
今作は一番最初の悪人はあっさり死んでしまうし、
ここにもっと何か含みがあるのかと期待していましたが、
それはありませんでした。
第二の悪人と言っていいのかわかりませんが、
こちらの人物像もあまり詳しいことは書かれておらず、
ただただ冷血な印象のみ。
しかしこの人物に関してはラストがちょっと笑えました。
コメディタッチと言えばいいのかもしれませんが、
やっぱり軽い(笑)。
個人的にはこういう作風よりは前作の祈りの幕が下りるとき
のような作品が好きです。
可もなく不可もなくという感じ。
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ベストナインにタイガースから3人選出。
桧山さんにも1票入ってたのは笑えた(ファンだったのでしょう)。
桧山さんがいなくなったあとは西岡選手を応援したいなと何故か
思っています。