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ニュースの裏を読む技術 「もっともらしいこと」ほど疑いなさい (PHPビジネス新書)/PHP研究所

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今回ご紹介するのは
「ニュースの裏を読む技術」
深澤真紀著
PHPビジネス新書です★★★





この著者の深澤真紀さん、
なんと「草食男子」の名付け親の方なんだそうです。
今ではごく自然に使われている「草食男子」の
由来がわかって楽しく読みました。
「草食男子」ってなんだか良くない人のように
報道されている気がします。
恋愛しない、女性にガツガツしない、物を買わないなど
一昔前のオヤジたちからは情けないと
思われているようです。
でも、個人的にはなんで「草食男子」がいけないのか
全くわかりません。
別に恋愛なんてしようと思ってするものでもないし、
物を買わないのも別段悪いこととも思いませんし。
私は「草食男子」に好意的なんです。
深澤さんも私とおんなじ考えで見ているようです。
そもそも「草食男子」という言葉にしても
決して否定的に作った言葉ではないのに
なんだか勝手にイメージがついてしまって残念だと
書かれています。
本書に一貫して流れるのはイマドキの若者に対してのエール。
とかく中高年になると今の若い奴らは‥と、
自分の若い頃を棚に上げ若者を批判する人多いですよね
(あの暴走老人など典型的)。
でも、今の若い人たちを教育してきたのは中高年の世代なんだから
若者を非難することは自分たちに唾を吐いているのと同じこと
という本書の主張はとてもよくわかります。
いつの世も「今はひどい時代」だと思うのも
人間の宿命(?)みたいなものです(本書にもそうあります)。
先日「昭和の歌姫」という番組を観ていたのですが、
改めて「昭和の歌」を聞いてみてもうん?という感じがしました。
昔のことって懐かしさがあって美化しやすいんだなあと実感。
今の時代が悪い、若者がなってないなんて嘆く前に
やることあるんじゃないかな~と本書を読んで
強く感じました。
面白かったです。



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