<わかりやすさ>の勉強法 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)/池上 彰

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今回ご紹介するのは
「<わかりやすさ>の勉強法」
池上彰著
講談社現代新書です☆☆☆




「わかりやすく伝える」ためには、
2つの柱があるそうです。

1つは「自分は何がわからないのかを知る」こと。
もう1つは「フロー情報とストック情報を使い分ける」
ことなんだそう。

「自分は何がわからないのかを知る」のは、
すごく重要ですね。
わかったような気になっていることが
実は一番怖い。

反対にわからないことがわかっていると、
この疑問に答えを出せばいいわけですから、
あとはラクチンですよね。

「フロー情報とストック情報を使い分ける」というのは、
テレビや新聞の情報のように日々流れていくフロー情報と、
本などのストック情報を使い分けることです。

つまり情報を追いかけるだけでなく、
その情報を深追いしてみることも大事ということでしょうか?

私自身もこういうことがあったんですよ~と、
嬉々としてテレビで見たニュースを喋っているときは、
概して根本的なことは何もわかっていないということが
よくあります。

まあ、噂話程度ならそれでもいいのでしょうが、
仕事だとそういうわけにはいかないですよね。

本書にもあるのですが、
「キモの部分を頭に持ってくる」というのは
なるほどと思いました。

聞き手にしても、結論が先にあるとわかりやすいですよね。
長々話をされて、結局結論がはっきりしないのは
困りもの。

その点結論をバンと前に持ってこられると、
話の流れがその時点でつかめるので、
聞くのもラクになるなあと思います。

本書には池上さんの情報のとり方なども
述べられていますが、
本を読むときにA4の裏紙をたたんでしおり代わりに
するというのがありました。

何かあったらその紙にメモすればよいのです。
これってすごくアナログだけど、
面白いアイデアだなと思いましたね。





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