数字力の教科書 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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文系ビジネスマンでもわかる数字力の教科書/久保 憂希也

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今回ご紹介するのは
「数字力の教科書」
久保憂希也著
大和書房刊です☆☆☆




ビジネスに役立つ「数字力」とは何か?
がわかる本書。
正直言って、あまり目新しさは感じませんでしたが
(すみません)、
わかりやすさは抜群です。

仕事をしていて思うことですが、
自分自身があまりよくわかっていないことは、
曖昧な表現に終始してしまいます。

なので、数字を使って話をする人はそれだけで、
この人はよくわかっているのだなという印象を
持ちます。

つまり、ビジネスにおいて本筋の話をしようと
思うのなら「多少よくなった」とか
「かなり増えた」などという表現はNGだと
いうことです。

それともっと進んで考えると、発表される数字の
裏を読め!ということも言えます。

数字だけを捉えるのではなく、その数字の意味するところ、
例えば前月と比べてどうかとか、
全体の中で何パーセントを占めるのかとかを
考える習慣をつけることです。

実は数字というのは、思惑絡みで公表されることも
多いようです。

消費者はこの「思惑絡み」にまんまと騙され、
発表する側の思惑に知らぬ内に嵌められて、
誤った印象を持つことも多いようです。

もし、日頃数字に対して鍛錬がなされていれば、
こういう間違った印象を持つこともないように
思います。

最近私もこういった数字の訓練をしているのですが、
意外と面白いですよ!






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