君がいなくても平気 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)/石持浅海
¥900
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今回ご紹介するのは

「君がいなくても平気」

石持浅海著

カッパ・ノベルスです☆☆

 

 

 

 

いつも見せていただいてるブロガーさんのところで

 

 

この本のことを知りました。

 

 

まず、タイトルが面白いというか、好きだなあと感じました。

 

いい意味にも悪い意味にも取ることができるような気がして。

 

 

さて、本書は付き合ってる女性が殺人犯だと思い、

 

彼女が逮捕される前になんとか別れなければと

思っている男のお話です。

 

 

と、いうのもこの物語の主人公・水野は、彼女の早智恵と

 

彼女がいないよりはマシだとの考えから付き合っているからです。

 

 

本書の面白いと思ったところは、普通の小説なら

 

交際してる相手が罪を犯していないと信じて

話が進んでいくと思うのですが、

本書は全く反対の発想です。

 

 

水野の身勝手さ、エゴが本書の大半を占めているので、

 

読んでると気分のいいものではないはずなのですが、

私はむしろひとりでああでもない、こうでもないと

ひたすら暗い妄想に取りつかれている水野が滑稽で

なんだか可笑しくなりました。

 

 

ただ、私はこの暗い妄想が実は‥という展開を

 

期待していたので、そこはがっかりというか。


 

いつもご覧いただきありがとうございます(^.^)




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