激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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今回ご紹介するのは
「激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ」
坂口孝則著
徳間書店刊です☆☆☆



賢くない消費者の私はチラシも見ないし、値切ることもできません。

本書は「賢い消費者になり、支出を減らす」ことに焦点を当て書かれています。

ただ、話がわりとあっちこちに行き焦点が定まってない印象を受けました。

しかし、面白かったんですよね。
いろんな事例が紹介されているので、読み物としての面白さもあるし、こういうカラクリもあるのか‥と納得するところも多数。

例えば、ディズニーランドの話が出てきますが、私の周囲でディズニーランドに行ってつまらなかったと聞いたことは1度もないような気がします。

本書によるとディズニーランドの仕組みとは「子どものころは親と」「青年期はデート」「親になったら子どもを連れて」というように「ライフステージすべてに対応し、商品・飲食を消費させる」ビジネスモデルなんだそうです。

つまりディズニーランドは「固定費型ビジネス」の超優良企業というわけです。

しかし「固定費型ビジネス」というのはなかなか厳しいのでは?というのが私の感想です。

仕組みを作り上げたらあとは勝手にシステムが動き出し儲かるとはなかなか言い難い筈。

ディズニーランドも利益が減ったと新聞に出てたような‥?

航空会社も固定費型ビジネスの最たるものですが、どうなるのかなぁ?JAL!