ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)の「もうええて」を考察する。 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

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お笑い芸人などの一発ギャグや決まり文句について考察しています。

西野創人と、コロコロチキチキペッパーズを
結成しているナダル

バラエティ番組「アメトーーク!!」における
ひんしゅく体験!ナダル・アンビリバボー

を皮切りに、西野曰くの

「プライドが高い、イジられるのが嫌い」
顕在化される結果となりましたが
お笑い芸人という職業柄、どうしても
イジられてしまうという事は、逃れる事のできない
大袈裟な表現になってしまうかもしれませんが
「宿命」であるにもかかわらず
上記の性格が災い(?)し、番組側
もしくは、そこに携わっている出演者による
しつこい攻撃に対して、「もうええて」と
比較的なロートーンで返す様子が見られます。

しかしながら、真似しやすいのか
それとも、視聴者の心に

残りやすいフレーズだからなのか。
「もう、大丈夫です」「もう、結構です」を意味する
「もうええて」を、視聴者が真似している場面を
街中やアップされる動画内で

何回か見たりします。さらに、

「ナダルさん、来さしてもらいました」に対する
「あっせい!(ミキの亜生)」や
「ゆりやん!(ゆりやんレトリィバァ)」と言った
相手の名前を呼んで注意するという
分かりやすいコンパクトなツッコミもあるのです。

良く聞くシーンであれば、漫才の締めの
フレーズとして使われる

終了を意味する「もうええわ」がありますが

これ以上追及しないでほしい
シャットアウトする意味合いで使っていますが
追及側も、額面通りに
「それでは、これ以上はやりません」
という方向性にはならないので、さらなる

「もうええて」が積み重なっていくのですが
「無理やて」や「言えないですよ、お願いしますよ」
NGがあるのよ僕は、何回も言ってますけど
などとフレーズを変えつつ、それでも収まらない事が分かると
「おなか痛い、おなか痛いホンマ」
「帰ります、帰ります」など

同じフレーズを連呼して
全力阻止に奔走する姿
も見られるのです。

「アメトーーク!!」であれば、偽企画としての

呼び出しからスタートが定番となっており
俺はナダルアンビリーバボーで、人生狂わされた
スベった時は、ナダルアンビリーバボーのせい」と
自分でも、そして周りからも
そういうフレーズが飛び出してきますが
既にキレている中で、さらに
話しかけようとする出演者に
正直言いますけど、僕よりヤバい奴
いっぱいいますからね、渡部さんとか
」と
ネタを放り込んでいく様も見えるのです。