大村朋宏と藤田憲右のコンビであるトータルテンボスは
お笑いネタ番組「爆笑オンエアバトル(現在終了)」において
三連覇を果たすなど、実力派漫才師として知られていますが
大村が藤田に仕掛ける「いたずら」もまた
クローズアップされる結果となりました。
内容としては、いわゆる「どっきり」のカテゴリーですが
仕掛ける数が半端なく
動画としてアップされていない物も含めると
それは数百に及ぶと考えられます。
ドッキリ終了後の締めとしては
「どっきり」でお馴染みとなっている
仕掛け人側が、看板を持ちながらの種明かしとなっていますが
トータルテンボスの場合は
「テッテレー!!」と書かれた看板を大村が持ち
仕掛けられた藤田のアフロヘアーを揉みしだきながら
「愛くるしいなぁ、お前は」と言うのです。
Youtube配信をしている事から、そして受信者が
日本人に限らないという観点に立ち
名前をトータルテンボスではなく
「SUSHI★BOYS」にし
また大村が「TEMPURA(テンプラ)」
藤田が「FUJIYAMA(フジヤマ)」と改めたのです。
リアクションが肝になりますが
そもそも、内容自体が驚かされる要素を
十二分に持ち合わせています。
「藤田が吸っているタバコの先端に、手持ち花火の先端を埋め込む」や
「大村が持っているボーリング玉を、藤田に投げつける」など
知らない状況で立ち会ったら
驚かずにはいられないでしょう。
また、「いたずら」が成功する為に
入念な準備が必要とされるパターンもあり
「三・本間で挟まれ続ける」ネタは
野球の試合で、挟殺プレーの状況。
三塁にいる藤田を、三塁・本塁の間で
わざとタッチせずに、走らせ続けるというもので
成功には当然、対戦相手チームの協力が必須なのですが
藤田以外、全てが仕掛け人となっています。
本来チームで7番や8番を打つ藤田を、1番に配置。
攻撃は先攻、藤田をフォアボールやデッドボールなどで塁に出す
2連続でパスボールなどをし
ノーアウト3塁の形を作り
2番バッターでノーツーの状況を作り
3球目でスクイズのサインを出し
ピッチャーがストライクを投げるが
バッターがバットを引く為、藤田が挟まれるという
状況を見たら複雑怪奇、成功の為に
様々な人がお膳立て(?)をするのです。
また、相手チームが高い技術を持ったメンバーを揃えている
というのもポイントでしょう。
視聴者側としては、「いたずら」の過程の
すべてが知らされている為、成功するのかという
ドキドキもありますし、成功後の溢れる笑いも体感できます。