6月にメキシコから帰ってきて以来、はじめて風邪をひいたようです。

9月の終わりくらいからタコスがあんまり旨くないナア(体調のバロメーター、毎日食べるので)とは感じていたのですが。

腕や足にチカラがはいりません。熱も少しあります。ぼんやりして、カラダはだるいのですが、アタマはふわふわして気持ちいいくらいです。

連休中に、マルトとエンリケの姉弟が遊びにきてサーカスを見に行き、彼らに焚き付けられて、カキ氷の早食いに挑戦したせいかもしれません。(無論優勝しましたが、相手はチンパンジー。季節がら挑戦する観客はいなかった。小さい悪魔ども!)

横になるとふとんが気持ちいい。あしたには快復するのでしょうか。
僕は男なので、やっぱり女性の美しさには興味がある。

高校生の頃、日本に行きたいと思った理由の1つは、浮世絵とか美人画とかに描かれる江戸時代の女性に惹かれたからです。(こう書くとまるでゴッホのようだ!)


しかし日本に来てから、トラディショナルなコスチュームをみかけることはまずない。女性はみな美しいけれど、僕が心ひそかに思いえがいていた和服美人には実際であったことがありません。

テレビなんかでよく見かける「世界的」日本人モデルは、僕なんかからすると、
「まるでガイジンみたいな」
女性なのです。ゴージャス、セクシー、テンプティではちきれんばかりの女性達です(もちろん彼女らのことも大好きであることをおことわりしておきます)。
「最もナショナルなものこそインターナショナルたり得る」
と聞いたことがありますが、これを女性にあてはめるとどうなるんだろうなあと時々考えます。

みかえり美人というコトバがあるように、もしかしたら日本女性のほんとうの美しさは実は後ろ姿にあるのではないですか?
つつましさとか奥ゆかしさ、凛としたつよさ健気さ、日本女性の本来の魅力はそんな剥き出しではない、そばにいる男性すらそれとはすぐに知れないようなところにあるのではないですか?


なんだかよく判らない文章になってしまいましたが、ゆるしてくださいね。
それもこれも、リカルドの前にそういう女性があらわれたからであって、もし彼女が、
「緋ぢりめんの長襦袢に八つ橋のしかけを着て、髪は赭熊に結って・・」
なんてことになったら、一緒に記念撮影でもしたいな、と思ったからなのです。

長々と失礼いたしました。
きょうは休みなので、起きてすぐに湯を沸かす。

肌にぴりぴりするくらいの熱い湯に、ざんぶと浸かるメヒコのリカルド。
気分は江戸っ子鳶職人、きのうの酒と膏をすぅーっと落とせば下っ腹がトーンと来なすったよ。

「北山しぐれじゃないかいな」

いまから湯豆腐で一杯、お迎えお迎えってヤツ。

こたえられねぇ!