人は緊張すると、本来のじぶんではいられなくなる(いなくなる)。
意識が頭に行き、呼吸が早くなる。
そして、緊張が続き過ぎるとパフォーマンスが下がるので、ミスも増える
私がしているお志事(仕事)の1つは、悩んだり、困っていたりしている方のお話を聴かせていただく。
なので、なかなか笑ってはいられないし、相談の内容によってはとても深刻で、対応中は特に緊張も高まり、相談員のケアも必要になることさえある。
プロフェッショナルは、自身のその緊張さえも取り扱うが、みんながみんな、そう在れるというわけでもない。
だから、いろんな相談員さんとお志事(仕事)をしていているとき、
私は相談が入っていない間の相談員さんたちとの時間をできるだけ大切にし、場の雰囲氣を和やかにするように心がけている
相談員のみなさんが、対応するときにそれぞれの最善と最大限でおひとりおひとりの相談者さんと向き合うためには、少し緊張を和らげることも必要だと思うからだ。
緊張すること自体は、良いこと。
ただ、緊張しっぱなしでは、相談対応に支障をきたすし、さらに対応後の相談記録もミスが増える。
(その人の大切なお話と、それに対する相談員の対応を残している相談記録は、支援をするうえはもちろん、何よりその相談者さんの経過・歴史であり、とても大切になるものなので、ミスがないことが望ましい)
だからこそ、緊張と弛緩を活用する
人間は、笑うといろんな効果があることが研究でもわかっている
なので、他の相談員さんのストレングス(良さ・善さ)を見つけたら伝えたり、冗談をまじえながら自分のことをいったり、感謝をつたえたり
そうしたら、相談員さんたちが、照れくさそうに微笑んだり、笑っていたりする
笑った顔を見たことなかった相談員さんが笑った時は、他の相談員さんが驚いたほど
私も、この方も笑えるんだなぁなんて思ったりした体験が何度もある。
ちなみに、昨日は、ミトコンドリアを話題に持ち出したら、それを聴いていた「普段緊張しっぱなしの相談員さん」が、口に手を当てて笑っていた
ミトコンドリアおそるべし
いや、わたしよ、よくやった
これが、普段の、ありのままのわたし