一月以上前のレポなのですが😅、自分にとってわりと大切な旅になりましたので、こちらにもアップしておきます。
奄美のリトリートでご一緒したSさんが関西に来てらっしゃるというので、4月4日、丹後の聖地をこれでもかというくらいご案内してきました。
まずは朝イチ、比沼麻奈為神社で毎朝7時から奉納されるというお神楽を拝見するために、前夜のうちに出発という恐怖の強行軍
ゆの里のイベントに参加されていたSさんと最寄駅で合流し、順調に行程をかせいで、2時半くらいには目指す道の駅について、3時間ちょっとは仮眠をとれました
簡単に準備をして出発し、ちょうど良い感じの時間に、比沼麻奈為神社に到着。12月にこちらに奉納されたターラ・マントラ・ダンスにマントラ隊として参加させてもらった記憶が蘇ります
ご夫婦でいらっしゃる宮司さん(女性)と御神職(男性)がお出でになり、祓所にて大祓の祝詞を奏上された後、鳥居を潜って本殿へと向かわれます。白砂を踏んで歩まれるお二人の姿はすでに神々しい
昇殿され、本殿の中に入られるお二人。
御神職がなんとも神さびた素晴らしい声音で、祝詞を奏上された瞬間、旋風が起こって本殿の扉がギシッと鳴り、樹々の葉音を立てながら吹きすぎて行きました。自然と連動している…。
雅楽が鳴り響く中、宮司さんによる巫女舞。
美しい
神と同一化され、所作の一つ一つがたおやかで美しく、動きに沿って銀砂が舞うようにキラキラして見える。
もう舞台そのものが異空間になっていて、次元の違う世界があの場に幻出しているようでした。
御神職による舞、さらに宮司さんによる舞と続き、降り落ちる雨を感じながら痺れるような思いで見ているうちに、神楽は終了。
本殿の扉が閉じられると、まさに神界のゲートが閉じられたような、光輝がふっと翳るような感じがありました。
凄かった……。
にこやかに会釈して歩み去って行かれるお二人を見送ってから、改めて神楽の余韻を反芻し、凄いものを見せて頂いたという実感がじんじん強まりました。
荘厳な神域の美しさを存分に味わってから、社務所を訪れて、宮司さんからあれこれお話を伺いました。神々しかった舞台上とは一変した、にこやかで柔和なお顔
摂社の祭神が猿田彦さまであることとか、本殿の左横に祀られている五角形の石柱は「社日(シャニチ)信仰」の碑であることなど、教えて頂きました。御朱印はころなさんの関係で授与してらっしゃらないとか。
比沼麻奈為神社、全てが美しく整ってました
改めて、凄い場所での凄い奉納演舞に立ち合わせていただけたのだと、感慨を深めました。
続きまっす