かなり時間を過ごさせてもらった那智山を後にし、熊野速玉大社へ。
途中、海沿いのコンビニから海を眺めたりしとりました
熊野川を渡る手前で左折すると、もう門前町の雰囲気になり、すぐに熊野速玉大社の鳥居は見えてきます。
めっちゃ晴れだったこともあって、かなりのキラキラ感でした。
摂社の八咫烏神社、手力男神社。
そして速玉大社本殿。
空に飛天を思わせる面白い雲がありました。
めっちゃ青
ゆっくりお祈りした後、右手にあります二つの摂社にもお参り。
こちらは新宮神社と、恵比寿さんの神社なんですね。
恵比寿では思わず嬉しくなって、ご神前で七福神祝詞を唱えておりました
「♪あっぱれあっぱれえんやらや~」
神宝館の可愛い巫女さんに場所を訊いて、次に向かいますは神倉神社。こちらは、熊野速玉大社の元宮と言われている場所ですね。
正面に見えた小さいお社は、摂社の猿田彦神社と三宝荒神社でした。手水を使って、まずはこちらにご挨拶。すぐ右手に、岩肌を流れて落ちてくる清流がありまして、とっても心地いい場所でした。
神倉神社への登り口はそこからすぐ左手。朱塗りの鳥居ごしに、奥を見てみますと、
壁かっ!!
って突っ込みたくなるくらいに急な石段が、目の前にそびえております
どきどきしながら、一礼して鳥居を潜り、いざ登山
この石段は「鎌倉積み」といって、かの源頼朝が寄進したものが今に残っているんだそうです。そう考えるとすごい。
ず~っと急勾配な訳ではなく、途中お地蔵さんがいらっしゃるほっと一息地点があって、そこからはかなりなだらかになります。
全部で538段ということですが、仏教伝来も形式的には538年と言われていて、何か繋がりがありそうですね。熊野信仰は仏教とも繋がりが深かったようで、かつては本宮にも新宮にも、仏殿があったそうです。どんな仏さまがいはったんですろう……。那智の如意輪さまがあんなにすごい方なんですから、さぞかし……って思ってしまいますよね。廃仏毀釈とか、ほんまやめていただきたいです。
石段を登り切ると、もう一つ鳥居があって、手水で汗を流して一息つかせていただいて。
前方には、ご神体である物凄い巨石群がもう見えています。
新宮市が一望できる此の場所に鎮座されている神様。
見上げると、ゴトビキ岩と呼ばれる巨石が絶妙のバランスで磐座に乗っていて、あまりの奇跡ぐあいにくらくらしてしまいます。
ゆっくりお祈り
お社の右手、岩と岩との隙間には、玉砂利が敷かれて、玉置山の玉石社を模したような造りになっておりました。
こちらより眺る新宮の風景。
続きまっす。