昨日ですが、映画『Dear ダニー』を観てきました。あるミュージシャンに、ジョン・レノンからの手紙が数十年ごしに届いた…という実話をモチーフにして作られた作品で、ふと気付けば上映今週一杯で。あぶないあぶない。
まずは六角堂にお参りしてから、すぐ近くの京都文化博物館で開催中の「レオナルド・ダヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」を観賞。これは自発的でなくってオカンのツレからチケットもらったので(^_^)。


なんでも、シニョリーア宮殿内において、ダヴィンチとミケランジェロが壁画で競演する予定が、諸般の事情により頓挫し、両者の作品の上に別の画家の作品が描かれることになったと。
今回の展示は、その幻の作品に迫る、というもののようでした。
ダヴィンチ本人の筆によるものは、習作が数点のみで、あとは模写や関連する絵など、という感じでした。いくつかはすごく感銘を受けましたし、ダヴィンチの筆跡は習作といえどやっぱり感動的でした。
女神の貌の絵はがき買えて良かったです。
で、『Dear ダニー』。
期待してた泣き映画とはぜんぜん違いましたが(^_^;;、ジョンからの手紙が本人に手渡されるシーンでは、映画の内容とは関係ないところでうるうると…。日頃意識してなくても、こんなにジョンが好きなんやって、ふとした弾みに気付かされます。
ジョン本人の曲も、なかなか効果的に使われてました。
ストーリーだけを見ると、正直人為的な作劇感がかなり気になったりはしました。
観終わった後、内容とはあまり関係ないところで(^_^)すごい感動していて、ジョンから個人的なメッセージをもらうことはもうないんですけれど、ジョンが歌に込めた想いを、さらに重層的に受け取ることはまだまだできるんやなって、実感として胸の奥で感じてました。
明けて今日10月9日はジョンの誕生日ですね(^_^)。
ありがとう~ジョン~。