革堂 行願寺を後にして、そのまま寺町通りを南に。
この通り、すごく面白い雑貨屋さんやカフェが目白押しで、あちこち見ているとあっという間に三条通りに着いてしまいました。ゆっくり一日見て回っても飽きないかも。
次に向かうは西国十八番札所の六角堂。こちらは去年('08年)末のクリスマスイブに(^_^)お参りしたのですが、御開帳はしていたものの、内陣の拝観ができませんでしたので、本日再見仏です。


以上2枚は、すいません2012年2月の数霊イベントの時のものです。
光の雰囲気がぜんぜん春と違いますが、気は心で……。
小さな庭園みたいな落ち着ける境内。まずは本殿に一礼してご挨拶して、しばし和んでから、拝観料を払っていよいよ見仏。
特別拝観ってすごいわくわくしますよね(^_^)。いつもは眺めるだけしかできない場所に踏み入れる感動。本堂向かって左側の特設通路から、階段を上ってしんと静かな内陣へ。
ご本尊は5.5センチほどの小さな如意輪観音さまですので、先にお写真でお姿を確認して下さい、と説明をされました(^_^)。聖徳太子二歳の像(めずらしい笑顔が素敵)、毘沙門さまをそれぞれ見て、いよいよご本尊へ……。
ををっ、御前立ちさまの左横から、御簾の中の小さな如意輪さまのお姿が見えます。
ううう……。かっ、かなりフォースあるかも……。結縁の五色の紐が繋がれた五鈷を握ると、握る掌が軽くぴりぴりします。こ、この方、すごいかも。聖徳太子さんの護持仏(ずっと懐に持ってらした仏)だったという言い伝えも、分かる気がいたします。
右横のお地蔵さまを拝んでから、退出。
す、凄かった……。何度かお参りした場所なので、内陣はええかな……って軽く思ってたんですけれど、お参りできて良かったであります。
折しも、境内にありますしだれ桜が満開!!
ちょうどお日様が照ってらして、夢中で撮った写真を撮るには撮ったんですが、この時まだ買ったばかりで、露出ダイアルが回ってしまってることに気づかなくって、かなり色調飛んでしまってます。すいません、気は心で、雰囲気だけでも……


結婚式のスチール撮影なんかも行われていて、境内華やかな雰囲気でありました。
敷地に隣接するビルに上って、お堂を上から見下ろすことができます。

きれいに六角ですね。
由緒などはこちらで。
境内左隅にいらっしゃるお不動さまも素敵です。
ほかにも、京都の中心であることを示す「へそ石」もあるそうですが、それは見落としてました。
京都で聖徳太子といえば、太秦の広隆寺が有名ですが、この六角堂も、ちょっと特別な不思議な佇まいを感じさせますですね。
この後、二条に出て映画『ホノカア・ボーイ』を観賞。
飄々とした倍賞千恵子さんの演技に感動。これは「逆“寅さん”」ですね(^_^)。ふらっと日本からやってきた青年にほんわり恋するさくらさん。すごく好きな映画になりました。

如意輪観音さま御影

六角堂ご朱印。日付はこの前年のクリスマスイヴになってますね。確かCoccoさん映画の帰りとかでした。