『八重の桜』、面白いですねえ。
今まで見た大河の中で、一番はまってますかも。
今日の放送での尚之助さんとの別れのシーン、綾瀬はるかさん素晴らしかったです。
なんでも、綾瀬さん、あの場面を撮り終わってしばらく、涙が止まらなかったそうで、その辺は巫女型の女優さんだからなのかも知れないですね。
彼女の和装の素晴らしさは『JIN』の時から際立ってましたが、今作でもその魅力が存分に映し出されてます。典型的な日本女性の美点を秘めつつ、同時に破天荒な“ハンサム・ウーマン”ぶりも感じさせて。まさに彼女が居ないと成り立たない作品ですね。
今までの幕末ものは、やはり薩長側からの視点の物語が多くって、会津側からこの時代を眺めるのって、すごく新鮮で、同時に少し申し訳ない気持ちになりました。会津を初めとする東北諸国もそうですし、ぼくのルーツである奄美大島(琉球)も、薩摩にはかなり搾取されて、いまだに複雑な想いを抱いてる方も多いようなんです。
政府側の人物の描き方、例えば西郷さんなども今までと違うように思えます。情だけではなく、政治家としての冷酷さも感じられて。演じる吉川晃司さんもすごくはまってらっしゃいますね。他を圧するオーラがすごいです。
壮絶な会津戦争が終って、物語のテンション保てるのかなあって思ってましたら、京都編になってより面白くなってきてますね(^_^)。特にぼくは地元民なんで、八重が三条大橋を渡るシーンなんか、めっちゃ盛り上がってしまいました。
あと四月ほど、楽しませてもらおうと思います。
余談ですが、今宵はその流れでみた映画『あなたへ』もすごく良かったです。高倉健さん、やっぱすごいや……。こちらでも綾瀬さん、すごく奇麗でした。『半沢』休止でなかったらこちら観てなかったかも知れないんで、良かったです(^_^)。