一言主神社から県道30号線を南下し、高天彦神社(たかまひこじんじゃ)を目指します。金剛山の中腹にあるこの辺りは、「高天(たかま)」と呼ばれて、天孫降臨伝説があります。
御所の高天原については、こちらのサイトが詳しかったです。
道路表示に従って坂道を上っていきますと、10台程度は停められる駐車場に至ります。神社の参拝の為というよりは、金剛山の登山者用という感じみたいです。
白石が敷き詰められた杉木立の参道がありましたが、すぐ横に普通の舗装路もありますので、見逃してしまいがちかと思われます(^_^)。

鳥居横にありました、神霊の石碑。

鳥居を潜ってご神域に。
はあ、こちらもすごいです……。
原初の雰囲気、ひしひしと感じられます。

いくつかある摂社にもお参り。こちらにも市杵嶋姫のお社がありました。
小さい神社ですので、社務所などはないのですが、こちらのお札やご朱印は、次に向かった高鴨神社で頂けます。
此処は金剛山の登山口にもなってますようで、下りてこられる方やこれから登られる方が、何組かいらっしゃいました。
猛暑で熱くなってしまっている(^_^)車を発車させ、少し里の方に下った場所にあります、高鴨神社へ。こちらは、全国の鴨社の本宮であります。

この辺りには、縄文時代から集落があり、祭祀が行われてましたようで、日本で最も古い神社の一つであるのは間違いないようです。
境内は、鎮守の森に囲まれてまして、四季折々の景色が楽しめます。


本殿。


池のほとりを進んだ本殿の西側には、お稲荷さんや西神社があり、東側には東神社があります。
こちらにも市杵島姫のお社。

広い境内をゆっくり散策。
しっとり染みてくるご神気が、本当に心地良いです。
お参りを済ませて、神社に併設された歴史文化館を眺めておりましたら、ふと心に留ったお寺がありましたので、お参りしてみることに。
こちらで、すっごい(!)仏像と出逢うことになるのでした(^_^)。
続きまっす