漢のキンカンジャム | 平井部

平井部

平井和正愛好部

神社仏閣巡りレポ
& ほめほめ雑記


 雨でヒマな一日。
 今日はほぼ半日かけて、キンカンジャムを作ってしまいました(^_^)。

 以前、アメリカンチェリージャムを作った時の日記を書いた記憶があったんですが、どうもミクシィだけアップしてたみたいで、こちらもどっかで重複してたらごめんなさい。



 まず、うちには裏庭にキンカンの樹が生えておりまして、手入れもしないのに、普通に数キロ分くらいのキンカンが穫れてしまいます。

 今年は、春先に一回収穫してジャムにして以来、気にはなりつつも忙しくってほったらかしだったんですけれど、一度間引いたのが良かったのか、すっごく大きく甘く育っていてくれてびっくり。これは美味しいジャムができそう……。


 しばらくぬるま湯に漬けて汚れを浮かせてから、一粒一粒水洗い。


$ときめき神仏巡礼記



 まるまるしてますね(^_^)。
 この時点で1キロちょっとでした。


 こっからの下ごしらえがキンカンジャムの一番切ないところ……。

 これ全部を一個一個種取り作業です(^_^;;。

 横に半分に切って、ぷにゅっと押えると大きい種は取れますので、包丁の根元でさらに細かいのを除いて、中身(薄皮や実や芯)も一緒に皮を刻んで。よっぽど固そうな芯は除いた方が良いかもしれませんが、ゆっくり煮込むととろっとろになるんで、ほぼ丸ごと大丈夫です。


$ときめき神仏巡礼記



 下ごしらえが終った所。
 これで900gほど。

 休憩しつつですが、2時間半ほどかかりまして(^_^;;。


 前に、3キロほど一気にやった時には、何の修行かって思いました(笑)。




$ときめき神仏巡礼記


 その間に、ビンを煮沸消毒。
 100均で買ったものやら、海苔のビンやらいろいろ。




 ここからが楽しい煮込み!


$ときめき神仏巡礼記



 昭和の香り漂うホウロウ鍋で(^_^)。
 この時点ではあんま美味しくなさそうですが。


 お鍋は、果物の酸で金属が溶け出す恐れがあるので、できればホウロウ製を使うのがよろしいようです。


  ◎ 今回の材料

    キンカン(下ごしらえ済みで):900g
    グラニュー糖:360g
    水:コップ一杯程度
    蜂蜜:ええ感じに
    レモン果汁:ええ感じに


 お砂糖は、果実の4割から、という感じです。果実によって、水分量や酸味も違いますが、ほぼそれくらいでオッケーすね。あまり少なすぎると、傷み易くなるようです。

 水もお好みですが、ぼくはとろっとろが好きなので、少し多めに。
 他の果物、例えばイチゴなんかは水分量が多いので、ほとんど水は必要ありません。

 蜂蜜は抗菌作用があるので入れてます。



 砂糖は何度かに分けて投入しつつ、焦がさないようにことこと45分ほど煮込んで。



 完成~~っ!!!
 

$ときめき神仏巡礼記


 
 とぅるっとぅる、っすね。(^_^)


 お味も、ほんわ~り甘くって。

 何種類か作りましたけれども、やっぱりキンカンジャムが最高かも。
 タイヘンにも程がある下ごしらえする価値はあるんすよね~。



 ジャム作りは元々、遠方の知り合いがお手製のキンカンジャムを送って下さったのがきっかけで、あまりの美味しさに作り方を教えて頂いたりなんやりで、すっかり習慣になってしまいました(^_^;;。


 王道のイチゴも美味しいですし、コスパ的に言うとリンゴも素晴らしい。腐ったミカンの使える部分だけで作ったジャムもこれがまた美味しくって。



 現在公開中の『中学生円山』で、草なぎくんが手作りジャムを団地のご近所に配って歩いて、しかもハイテンションで感想訊きに行くシーンがあるらしいですが、その気持ち、めっちゃ分かるかも(^_^;;。