【D1GP】開幕まであと3日! | ⚡️SHIBATA⚡

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大人の遊びをクリエイトする会社!

 

 
コウダイ号ですが、ラストスパートで制作しています!

 

 
ボディ、ひたすら組んでいきます!

 

 
フロントバンパーは、今回は下の部分を黒く塗り分けました!

 

 

GW中は、レーシングチーム+板金塗装チームの一部が出勤していたんですが、ひろみおかーさんのまかないが発動しておりました!

 

 
今日は、麻婆豆腐!

 

 
今、スタッフが全部で50人いますが、、、
 
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自分たちで、マシンをつくり、、、
※一部外注
 
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自分たちで、造形して、、、
 
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自分たちで「型」を作り、、、
 
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自分たちで、FRPでエアロパーツを作り、、、
 
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自分たちで塗装して、、、
 
 
自分たちで、ロゴやらバイナルをデザインして、ステッカーを製作し、、、
 
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自分たちで貼る!
 
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うちの板金塗装部門とレース部門のスタッフ、毎年俺がわけわからないことばっかり言うのですが、そのテーマをクリアーしていくので、どんどんなんでも出来るようになってまして、めちゃスキルアップして育ってる気がします!
 
こんなことが出来る、街の車屋さん、あんまりいないし、これらの技術が、一般のお客さんのマシンを作るのに、めちゃ役に立ちます!(^^)
 
ということで、
 
今年こそはシリーズチャンピオン獲るぞ!
 
開幕戦から全戦「優勝」狙い!
 
「優勝」を狙う為に、今年は、いろいろ仕様変更をしております!!
 
①マシンを変えました!
 
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コウダイは、インフィニティからGR86へマシンを変えました!
 
ゼロラウンド見ていただいた通り、インフィニティでやれる限界までやりましたが、あれ以上の走りはインフィニティでは「物理的」に出来ませんので、マシンチェンジでございます!(あとはインフィニティが5年目ということで、マシン自体が寿命であるということもある)
 
ボディサイズが小さくなる、そもそもめちゃ軽い、スポーツカーとしてベースが作られている!
 
マシンをチェンジしたことで、どれぐらいパフォーマンスが上がるか、ぜひ楽しみに見て下さいね!
 
②エアロを変えました!
 
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このエアロに変えた意味がめちゃありますが、今はまだ内緒です!
 
そのうちなんでこの形状にしたのか、ネタバレしたいと思いますが、まずは「開幕戦」を見ていてください!
 
たぶん、このエアロの形状にした理由が分かってもらえると思います!
 
③エンジンの仕様を変えました!
 
 
シングルスロットルから、ツインスロットルに変えたことで、下からトルクが発生するように変更しましたので、特に小さいコースで威力を発揮すると思います!
 
エンジンについては、詳細は内緒です!
 
④シバホイの「リム形状」を変えました!



シバホイD1SP!

 

 
めちゃくちゃマニアックな話ですが、シバタイヤのビート部の形状をCADデータと実測データから、データ化しました。
 
シバタイヤのビート部の形状に合わせて、シバホイのリム部分の形状を作りました!
 
シバホイのOEM先である、AMEさんが作ってくれました!
 
どゆことかというと、、、
 
各タイヤメーカー、ビート部の形状は微妙に違います!
 
ホイールも各メーカー、リムの形状は微妙に違います!
 
このタイヤとホイールの設置する部分の形状って、規格で統一されているわけではなくて、だいたいです!
 
タイヤメーカーは、ホイールの形状がまちまちなので、だいたいを狙って作ります!
 
ホイールメーカーは、タイヤのビート部の形状がまちまちなので、だいたいを狙って作ります!
 
タイヤメーカーもホイールメーカーも、だいたいを狙って作っていますが、タイヤがゴムなので、だいたいの形状でも密着しますので、普通に使う分には、何も問題ないです!
 
しかし、タイヤとホイールの組み合わせによっては、ハードな走行中に、タイヤとホイールがズレることがあります!
 
※タイヤとホイールにマーキングして走ると分かりますが、どんどんタイヤとホイールの位置がずれていきます!
 
そしてもちろん、ズレる瞬間には「ロス」が発生しております!
 
その「ロス」の積み重ねが、サーキットでのタイムダウンやパフォーマンスに影響するって、そして最悪は「リム落ち」するって、走ってる人なら、全員思ってる事です!
 
しかし、タイヤの形状が違って、ホイールの形状が違う以上、こればっかりはなんともならんと思っているのが現状だと思います。
 
しかし、我々は、タイヤメーカーであり、ホイールメーカーでありますので、競技用は、全く同形状にすることが出来ます!
 
これが出来るのは、タイヤとホイールを作ってるメーカーが同じ場合のみ可能な作戦です!
 
組むと分かりますが、密着感がまるで違います!
 
 
そして組む時に、ワックスでなく、ビートリキッドを使います!
 
ワックスは組む時に滑るので組みやすいですが、その後もワックスはワックスなのです。ビートリキッドは、乾くと接着効果があるので、さらにタイヤとホイールがズレにくいのです!
 
今年のホイールとタイヤのテーマは、密着度です!
 
ハードなドリフト走行で、必ずこの少しの「ズレ」があるか?ないか?で、ズレないほうが思い通りに走れると思うので、車体のコントロールの仕方に影響すると思います!
 
あとは密着度が上がると、リム落ちしにくくなるので、おもいっきりエアを下げらるようになります!
 
エアが自由自在に変えれるということは、シチュエーションで、タイヤのグリップを好きなように調整できるということです!←これ凄いこと
 
⑤タイヤのコンパウンド(作動温度領域)を変えました!
 

 

200Dは、作動温度を0度からグリップするという成分で作りましたので、冷間時やウエットの時のグリップ力がまるで違います!
 
去年の最終戦のお台場の時のように、雪が降りそうなぐらい寒くて、しかも雨とか、グリップ力が絶望でしたが、今年のタイヤはウエットでもめちゃ強いです。
 
このブログで何度も書いていますが、、、
 
ウエット性能は「タイヤパターン」で決まるのではなくて「作動温度領域(コンパウンド)」で決まります!
 
シバタイヤのイナズマ、見た目にウエット弱そうとよく言われますが、200Sが、寒い時ツルツルでウエットもダメみたいな話で、280や280Rは、寒い時とウエットでも大丈夫ってのが、まさにそれです!同じタイヤパターンでも、ウエット性能が全然違うでしょ?
 
200Sの改良バージョンが、200Rです!200Rの方が、熱が入りやすく、作動温度領域が下からくるように作ってあります!
 
ウエットは、280の方が良いです!280や280Rは、作動温度領域は0度なので、寒い時とウエットが強いのです!
 
じゃ200Rをウエットに強くしてくれ!って思う人もいると思いますが、ウエットに振ると、最大グリップが下がるので、ドライは200R、ウエットは280で使い分けるのが良いです!200Rは、ドライ時に最大パフォーマンス出るように作ってあります!
 
200Rをウエットで使うときは、エアを0.5ぐらいまで下げると食いますが、そこまでエア下げると怖いよねってときに、今回の密着度上がるタイヤとホイールの話になってくるわけです!
 
話がずれました、、、
 
D1GPで使うタイヤは「200D」というD1GP専用のタイヤですが、レギュレーションの範囲内で、進化させました!
 
ドリフト競技で求められるタイヤは、、、
 
①60秒間最大グリップすればよい
 
②タイヤのライフも60秒もてばいい
 
③冷間時とウエットの時にグリップする必要がある
 
これだけです。エンジョイや走行会では、④ライフが長い、⑤剥離しない、が必須ですが、、、
 
D1競技用なので、かなり偏ったタイヤになります!
 
200Dは、ウエットも想定しているので、作動温度領域が、0度で最大グリップがくるように作られてますが、その引き換えに、ライフが60秒と鬼短いですが、それでよいのです!
 
※タイヤの運用ルールが、今年から変わるのですが、結局、ギリギリで二転三転していて、最終どうなったのか?分からないです…。みんな言うことが違うので、、、
 
実際に新ルールで、開幕戦戦ってみてから、その後の作戦を考えます!
 
新ルールでやってみて、タイヤのコンパウンドを変える必要があると判断したなら、シーズン中でも、タイヤのコンパウンドを変えていきます!
 
マイタイヤが作れるということは、タイヤの特性を自分好みに、どうにでも出来るということです!
 
個人レベルで、タイヤメーカーとホイールメーカーを作ると、俺みたいな変態は、思ったことや、やりたいことを形にする為に勉強したり研究して、徹底的にマニアックなモノを作ろうとするので、具合悪いです(笑)
 
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「勝つ為にそこまでするの?」
 
って思う人がいると思いますが、むろん勝つ為にやってるし、メーカーが徹底的にやることで、タイヤを含めた、レース部品は進化していきます!
 
結果も出ない、こだわりもない、そんなメーカーの部品を、一般ユーザーさんが使うわけないです!
 
レギュレーションの範囲内なら、やりすぎるってことは何もないです!
 
私がホイールメーカーを作った意味が理解していただけると思います!
 
シバタイヤの形状で作られているホイールなんか、この世にないのです!(あたりまえですが)なので、自分で作るしかない!という発想です!
 
将来的に、各ホイールメーカーから、〇〇タイヤの〇〇銘柄の形状専用のリム形状のホイールとか出てきたら、おもろいですよね!
 
 
今年から、シバタレーシングチームが、、、
 
MOTULとシバタイヤの協力の元、ワークス体制で走ります!
 
という構図になります。
 
シバタは個人ではなく、ワークス体制だから強くて当たり前だよね、みたいに言われるような「強さ」になりたいと思います!
 
TOYOチームも、TOYOワークス体制なので、メーカーのと力と力のぶつかり合い「ワークス対決!」これが面白いと思うのです!(^^)
 
勝負の世界に、メーカーの規模がでかいとか小さいとか関係ないです!
 
勝った方が強く、
強い方が勝つのです!
 
いつも言ってますが、戦いに向けて『準備』がしっかり出来ているチームが勝つと思っています!
 

 

トヨタ自動車の佐藤社長『イイね👍』ありがとうございます!

 

トヨタ自動車の社長も、うちの新型見てくれています!

 
さぁ、D1GP開幕まで、あと3日です!!
 
そして、今日からレースウイークなので、脳みそ全部レースに集中してやっていきたいと思います!!
 

 

現時点での週間天気予報ですが、まだ一週間あるので、間違いなく天気変わりますが、晴れようが、雨だろうが、天候はどっちでも大丈夫です!(^^)

 

我々は、木曜日から、奧伊吹入りします!

 

準備できるのは、今日いれて、あと3日!

 

ということで、いよいよD1GPシーズンインです!
 
ファンの皆様、大変お待たせいたしました!
 
皆様に奥伊吹でお会いできることを楽しみにしています!
 
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「SHIBATA RACING TEAM」ステッカーを各種サイズと色で作ってあります!
 
D1GPのときに物販で持っていきますので、ぜひうちのチームが好きな方は、チームステッカーをよろしくお願いいたします!!