手術から5年です | てんちゃでい

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なんかあった時や どっかに行った事を
気が向いた時に 思ったことを長々と更新します

2020年7月に ららを家族に迎えてからは ららの事も載せてます


5年前の今日 3月28日は わたしが手術をした日です
9時からの手術でしたか
あの日は木曜日でした

5年前の28日 ほとんど眠れず 早朝に 病室の廊下の先にある 海が一望できるラウンジで ソファーに座って 海を眺めてました…

誰のために なのか ブログを更新したりしました…
とにかく だんだん明るくなっていく海を見ていた事を覚えてます

名古屋の友達に 理由を伝えないで
「これから 逃げ出したい試練があるけど がんばるから 励ましてー」 と ムチャなメールしたら
「がんばれー ○○なら がんばれるよ❗」
みたいな内容の返信がすぐあって 
その短いメールの言葉に 涙を流して 何度も がんばるんだ❗ がんばるんだ❗って 呟いてました…



朝の8時半前に 看護師さんが 病室まで お迎えがありました

ストレッチャーがやって来て
手術着だけをつけて 上も下も なにもつけず スッポンポン状態で なんか落ち着かなかったなー

わたしは横になって 天井を見てたら 目が回りそうだったから 目はつぶったまま 看護師さんと だんなさんと お話しをしながら
時に 笑いながら手術室に運ばれていきました

病室の廊下を通ってる時 他に患者さんもいるし素っ裸に 手術着だけだから スースー状態で なんかドキドキでした…(* ̄ー ̄)

手術着は 前と後ろを逆に着るように説明がありましたので (背中部分が前になるように着衣)
ストレッチャーに乗るとき 降りて手術台に乗るとき 看護師さんが わたしの後ろの着衣を押さえてくださいました

おしりが見えないように…


手術室にストレッチャーで入ったら 眩しかったこと 台に横になって すぐ目をつぶったこと 昨日の事のように 思い出します…

横になってからは1度も目を開けませんでした ニコニコ
理由は 手術室の あの たくさんのライトを見ると恐くなるからです 笑

なにを聞かれても 目をつぶったまま答えてました
右腕に点滴も されました
麻酔したあとから 注射だったらよかったなー
注射がキライだったから 恐かったのをおぼえてます

たくさんの人が わたしの為に いろいろ準備をしてる感じでした…

誰が 話しかけてきてるのか さっぱりわかりませんでしたが ←(それはね 目をつぶってるからだよがびょーん)
1人だけ 目をつぶったままでも わかった人がいました

今の主治医です🎵

当時は 入院中の担当医でした
入院したときに 初めてお目にかかった先生でした

あったかい 厚みのある やわらかいおっきな手が わたしの冷たい左手をぎゅーって握ってくれて
「○○さん おはようございまーす🎵
緊張してますかーー🎵
今日は がんばりましょうねーー🎵」

と 舌ったらずで照れ 優しく話しかけてきてくださいました

あの時の手のぬくもりは 今でも覚えてたりします

あの時の先生が 今 こんなに信頼できる主治医になるなんて思わなかったです


あれから5年です


昨年 残念ながら 局所再発をしてしまったので
5年前の 手術を受けたあの頃のように
また1から ふりだしに戻ってしまったんですが
今は 落ち込むことなく 普通に過ごしてます…

局所再発をしてしまいましたが
がんばって30回も放射線 当てたし
放射線の副作用が 今 出てますが
↑それは また機会があれば…( ;∀;)

先月のPET-CT検査で 悪い細胞は見当たらなかったみたいなので
(もしかしたら ちいさい悪い細胞は PET-CTには写らないから 悪い細胞が 身体にあるかもしれませんが)
とりあえず 悪い細胞は見当たらなかったので "身体の中には 悪い細胞は いないんだ❗❗"
と 言い聞かせ 薬を毎日飲んでます

生理を再び止めたので これからホットフラッシュが心配ですが…


無事に進級できることに 当たり前と思わずに
心の底から感謝を忘れずに…

感謝して生きなくては バチが当たるような気がします…


この5年の間 いろいろあったような… なかったような…

年々 1年1年が さらにどんどん はやく感じるようになってるので
今日までの5年より
これからの5年の方が もっと はやく感じられたらいいな と思います

今度こそ 再発や転移もなく 時が過ぎていってくれたら それだけで充分です…

大切な家族や 大好きな友達を 哀しませる事だけは どうしてもイヤなので…
どうか もう おとなしく落ち着いてくれー…


5年後の今日 無事に 合格が いただけるように がんばらなくちゃな…

どうがんばるの? と聞かれたら 困りますが…がびょーん


あの頃は いいねボタンも なかったし
今みたいに ブロ友さんも いませんでした…
両親にも 友達にも 誰にも 乳がんになってしまった事を言わなかったので 
誰にも弱音も吐かず 1人で 不安と向き合って 手術を受けました

人って 頼らなければ "それが普通❗❗"
って気持ちを持って過ごせてたのに
こうして 聞いてもらえる人がいると
急に 弱い人間になってしまうもんなんだな…
 
あの頃の わたしは なぜか淋しくは ありませんでした…
でも今 もし またあの頃みたいになって 誰にも言わず 1人で抱える事ができるのかな? 
きっと寂しくて怖くて無理だと思います…
あたたかい ぬくもりを知ってしまったからですよね…
昔は 平気だったのに 歳を重ねると気持ちも弱くなっちゃうんだなぁ…

初めからずっと1人で暮らしてて 年を取るのと
家族がいたのに 1人になってしまって 年を取るのとでは
寂しさが まったく違うのと 同じですよね…


今は みなさんと知り合えて 
いつも 考えがまとまってない幼稚な長文ブログに付き合ってくださって 本当に ありがとうございます

つらいときは あったかい やさしい言葉を かけてくださいまして 本当にありがとうございます
共感してくださって ありがとうございます

いつも いいねボタンも ありがとうございます


これからも なかよくしてくださいね❤照れ

この5年で 成長したことは
注射ですかね…

5年前は 震えるぐらい怖かったのに
涙が滲むぐらい怖かったのに
克服は してないけど
注射も リュープリン注射も 昔みたいに あんなに怖くなくなりました…


これも すべて 猫の ゆきちゃんの おかげです
あの子は 1年に1度の予防接種で 動いたり 鳴いたり 騒いだりしないんです
注射の時 ピクリとも動かないんです

だから 注射の時は 必ず 
(ゆきちゃんに負けない ゆきちゃんに負けない)
と おまじないの言葉を呟いてます

5年も経ったんですもんニコちゃん
少しは成長してないとさっ 
なんも成長してないなんて ほんと恥ずかしい




1年 1年 は すごく感慨深いのに 
5年目の今日は なんか さらに特別に感じる…


よしっ あと とりあえず5年だね照れグー



昨日の お花見は また今度載せます…




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