31日が大千穐楽なので
30日の公演で感じたことはその日のうちに書いておかねば…と
がんばってメモしました（11ページ！）
が、31日は帰りの新幹線で書いてたんだけど
ハプニングとカーテンコール書いて本編に取り掛かったところで
ゴジTUBEでの舞台の解説（ネタバレ）が始まってしまい
途中で止まってしまいました。。。
というわけで
30日の公演を中心に
31日の様子と松居さんの解説等を交えて書きます
メモがランダム過ぎるので収拾がつかなそうだけど
とにかく書きなぐります💦
自分のために！
この作品を忘れないために！
長くなるんだろうな・・・でも
SHOCKのDVDが来る前に完結させねば！！
注：お芝居について「いつもは」とか「以前は」とか書いてるのは
わたしが観た過去３回と比べて、ということです
もっとたくさんリピートした方からすると「何言ってんだ」でしょうけど
…あしからずご了承くださいませ
『Birdland』 於：久留米シティプラザ
2021年10月30日/31日
30日はポールもジョニーも静かな演技でした
全体的に押さえてるのかなって思ったけどそういうわけでもなく
熱いところは熱かったし、静かな中に凄味がある、そんな感じ
上田くんは特にポールに入り込んでるようでした
【ジョニー】
玉置さん、30日はすごく抑えてたと思う
最後の場面、いつもより口調が平坦で
「それがお前にとって正しいことなのか・・・」
のあと「自分が何をしたかわかってるのか！」で
いつもは語気が荒くなるのに 30日は平坦なままで
その後のポールの昔を懐かしむ話を聞いてる時も
「は？何言ってるの」みたいな顔してて
その冷たい表情のまま捌けて行きました
31日は以前の演技に戻ってて
最後、語気も強くなってたし
ポールの話を聞く時の表情もものすごく切なくて泣き顔で歪んでて
でも台を降りた瞬間冷たい顔になって捌けて行った
今までほとんどジョニーを見ていなかったから比較できないけど
何度もポールに対して嫌気がさしてるって態度が多かった
でもこれも31日はそんなことなくて元に戻ってて
わからないけど30日は演技を変えてたのかな、って思う
ポールがマーニ―のことを打ち明けた後の芝居も抑え気味で
でも今までで一番 思いが伝わってきたな
（私自身が少しジョニーの側に立てたからかもしれない）
【ジェニー】
ポールの元を去るシーン
この時の台詞というか感情のぶつかり合いって
一番難しい（と言ったら語弊があるけど）んじゃないかなと思う
男と女だから
上田竜也と安達祐実だから
お互いの気持ちで自分の感情も変わって来るっていうか
ぴったりハマった時はすごいことになるような
京都で観たときは泣いてたように見えたジェニーだけど
感情の昂りは30日が一番強かったように私には見えた
「俺だって一生懸命やったんだよ」に対する返事とかね（私的に一番泣けた）
シーンは違うけど、ジェニーにふざけて口真似した後 「行くな」って言う流れも
30日が一番しっくりきてジェニーへの気持ちが見えた気がする
そう言えば安達祐実さん、松居さんのラジオで
「ポールは日々違ってて、優しい日もあればすごく冷たい日もある」
って言ってたけど具体的にはどういう感じなのか詳しく聞きたかったな
【ポール】
30日はポールも抑え気味で、静かに感じた
最後のシーンは台詞を今までよりもっと噛みしめるように言ってた
（大したことではないのかもしれないけど
最後の１歩踏み出す足がいつもは右足なのに
30日だけ左足だった）
逆にジェニーが去った後の狂った演技は鬼気迫ってて
（マーティンとクラウディに絡む時の狂いっぷりも含めて）
すごくいい！って思ったり
あと、１場でジョニ―が桃を注文しに行ってる間
今までは自分の世界に没頭してるって感じ（だけ）だったのに
（気づかなかっただけかもだけど）
30日は客席をゆっくり見渡して「ふん…こいつら…！」って言うような
何とも言えない目つきでゾクゾクした
31日、２幕最後の左頬を伝う涙が本当に美しかった
【セーヌ川の土手】
やっぱりこのシーン好き
おんぶの件とか昔の話とかポールの純粋な部分や
ジョニーのことが大好きなんだっていうのがすごく伝わる
告白さえなければ最高なんだけどな。。。
その告白前の沈黙の場面
30日は30秒くらいで左手を（寝ころんだ）顔の上に持っていってリズムを取るような感じ
31日は45秒くらいで右手をゆっくり上げて最後は顔の方に持っていってた
ジョニーが去ってからの独白のシーンは
何とも言えない静かな狂気を纏ってて上田くんの真骨頂って感じる
【流氷】
ゴジTUBEで松居さんが解説してくれてたんだけど
今まで私が『台』って表現してたセットは『氷』と呼ばれてて
『流氷』をイメージしてるんだって
その『氷』がだんだん狭くなっていくことで
ポールが孤立していく様を表現してるそうです
【ポールの幻想・幻聴】
取り調べのシーンで はたと気づいたんだけど
普通は取り調べって１人か２人でするのに
ポールは何人にも囲まれててしかもそれが今までの登場人物で
（目次さんはわざわざルイスに着替えてたりするし）
これは現実ではないのかな？って思ったの（やっと）
ポールの幻想（幻聴）なのでは・・・？って
そうすると他のシーンでも
他のキャストが出てる時ってそういうことになるのかなと…
そしたら前述の『氷』の解説で松居さんが
氷の上が現実で、そこから降りてる時はポールだけの世界
ポールにしか聞こえないものが聞こえてるんだそうです
そうなのか…だから売春宿でルーシーとマデラインに
「知ってたんでしょ？」って問い詰められてるのとかも
現実じゃないよねって思ってたけど
台（氷）の下だったから幻聴だったんだ
二択の質問にいきなり狼狽え怯えるシーンも・・・
すごく腑に落ちた・・・けどそれを踏まえて観てみたかった・・・
【ラストシーン】
幻聴っていうのはたぶんポール自身の中の声だと思うんだけど
そうすると最後のマーニ―も自分が投影されてたのかな
死ぬとか落ちるとかの感覚とか、死後の世界のこととか
自分が想像する世界をマーニ―に言わせてるのかも
だから「死なないと思う」っていうのもポールの願望かな
「ジョニーはどうなった？」というマーニ―の問いに
「いなくなっちゃった」と答えるポール
ジョニー自身がどうなったのかではなく
自分にとってのジョニーがどうなったかしか答えてない
「ジェニーって誰？」の問いには
「ウェイトレス」としか言わない愛してた人とは言わない
・・・愛してなかったの？それとも相手がマーニ―だから？
それともそんなことはどうでもいいことなの？
この辺のこと考えると難しくて・・・
このシーン、松居さんの解説によると
セットの氷はポールが立ってるとこ以外全て黒い布で覆われてて
でも実際にはそこにあるわけで（ポールが見えてないだけ）
それから最後暗転になった後、靴音?がするんだけど
それは着地を意味してるのかもしれなくて
そんな話を聞くと何か見えてきたような、わかってきたような
・・・やっぱりもう１回観たい
【ルイスへのサイン】
これいつも何て書いてるんだろうって気になって気になって・・・
判読を試みるんだけどまったくわからなかったっす
１回は大きく４文字（右上・右下・左上・左下）・・・４文字熟語かな
１回はめっちゃ長い文で２行くらい？
１回は覚えてない
30日は１行で長くて最後に「。」つけてた
31日も１行で長くて最後に「V」（に見えた）ってゆっくり書いてた
共通するのは縦書きってこと（つまり日本語）
目次さんによると何か『暴言』を書いてるって上田くん言ってたらしい
『クソ野郎』とかそんな感じ
・・・たっちゃんらしいね
【カーテンコール】
前の記事でも少し書いたけど
上田くん、30日は芝居が終わってもKAT-TUNの上田竜也に戻りきれてない感じだった
お辞儀して頭を下げてる時に何度も手で鼻を拭って
でもポールがなかなか抜けない感じ
でも最後は上田くんに戻っていって玉置さんと二人でお辞儀の長さを競ってました
あと、４階まである会場は初めてだったからでしょう、客席の上の方を見渡して
岡田さんが手を振ってくれて続いて上田くんも何回も手を振ってくれてました
演者側から見たらすごい景色なんだろうな。。。
【ピアノ】
今日はとっても音色が柔らかくて素敵だなあって思ってたら
後で聞いたらいつもとは違う方（宇関陽一さん）だったそうで納得
主張しすぎず、優しく芝居を流してる感じ
特にバーのシーン『星に願いを』だったのですが
前奏がすごくブリリアントで「ひゃぁぁぁ」ってなりました
３７回中２回だけの参加だったそうですが
そのうちの１回に出遭えてラッキーでした
【ポールの好きなところ】
ファンを大事にしてる
音楽を始めた頃の気持ちも大事にしてる
音楽への想いを大事にしてるし造詣が深い
デイビッドとヘリコプターの話をしてる時に必ず欠伸をするんだけど（かわいい）
31日はインタビューの時も途中で欠伸してた（かわいい）
ジェニーが荷造りしてる時だったかな…
スクリーンにポールが映っててジェニーが「バン！！！」ってして
映像が消える その直前のポールが完璧なまでに美しい
30日は特にアップになっててあまりに綺麗なお顔でクラクラした
【ポールのクソなところ】
ジェニーに「俺が働いてる時に…」の台詞
これが一番クソだよね
あと、マーティン夫妻の娘が14才ってことに飛びついたこと
（伏線なんだろうけど）そんなポールは嫌だ
【その他雑多なこと】
クリスティって何者？
１幕終わり、幕が降り切ってなくてまだポールが演技してるのに
松居さんが休憩のアナウンス始めるのが「？」だったんだけど
これは意図的だった（演出家の拘り）
オープニング（タイトルが出てキャスト全員出てくるとこ）好きなんだけど
これ最初は無くて、スタッフの意見を取り入れて加えたんだそう
マーニ―の父親の長台詞の時にポールはほくそ笑むというか
必死で笑いをこらえてたのに30日やっと気づいた
父親に対してポールは自分のことを「僕」って言うんだね
ポールのバンドは人気はあるけどまだそれほど評価はされてないのかな
地元紙で４つ星だったのを「取ったことない」って素直に喜んでて
そんなポールが愛おしい
ジョニーとニコラは完璧にグルだよね…あれ、そういうお芝居だよね
ジョニーが「お前を止めたかった」に対して
「止めるってなんだよ」って泣くポールがタツヤと重なって辛い
タツヤが出てきたところで…とりあえず私の『Birdland』は完結です
（まだメモはあるけど些末なことなので割愛）
ありがとう 『Birdland』 楽しかった
読んでくださった方、ありがとうございました
ほんとは直にあなたと語り合いたい・・・
さぁ！タツヤが届いたので取りに行くよ！！
