空っぽのグラス諸君 | てまりこども園てまりちゃんのブログ

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広島県福山市幕山台の幼保連携型認定こども園です。
平成24年(2012年)の大改築を経て、平成29年(2017年)より認定こども園としての運営に移行しました。
比較的新しい園舎で新経営運営体制にも変わり、ご支持とご支援をいただいています。

 

4月最初の週末

園長せんせーは四国一周宇和島サイクリングツアー中

↑闘牛に機関車にヤシの木?



こちらは尾道からしまなみ海道へ

 

この時期のサイクリングは最高だ

桜は満開から一気に散り始め

 


さて、今日は忠犬ハチ公の日なのだそうだ

 

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毎日渋谷駅まで飼い主の帰りを出迎えに行き、飼い主の死去後も約10年にわたって通い続けて飼い主の帰りを待ったという逸話で知られる忠犬ハチ公

 

一方でどんなことにもいいなりになる、飼いならされてしまう

ある意味でネガティブにあつかわれることも多い「犬」という存在

 

犬もいい迷惑だ

 

植民地時代、上海の公園に「犬と中国人は立ち入るべからず」との注意書きがあったとの“作り話”は有名

日中関係が戦後最悪となった10年ほど前のこと

中国に駐在していたという当園の園長せんせーは当時悲しい経験もしたという

中国人の悲しい振る舞い、そしてさらに日本人の悲しい振る舞い残念な振る舞いも目撃したという

(これは作り話でなくホントの話のようだ)

 

「犬と日本人はお断り」

 

そのような垂れ幕を当時は観光地やレストランで多くみかけたとのこと

超アウェーの状態で強烈な差別を受けた当時の園長せんせーの気持ちはどんなものであっただろう

 

会社という組織内においても「犬」という言葉はあまりいい意味で使われないこともあるようだ

 

ちょっと前の韓国ドラマ「未生(ミセン)」では商社マンの姿、新人契約社員の奮闘ぶりが描かれています

総合商社の中の人たちってどんな仕事、どんな働き方をされてるのでしょう

 

組織の中で、時に理不尽な要求に対して、犬のように働く人々の姿

悩み、苦しみ、歯をくいしばりながら役割を果たそうとする新人、そして中間管理職の葛藤

知っているようで知らない会社という組織

韓国の社会事情をみてみるのもいいだろう

(日本の「会社」事情についても思いをめぐらせてみよう)

 

『未生(ミセン)』には韓国ドラマによくあるようなロマンス要素がほとんどない

そういうところもなかなかにイイ

通(ツウ)好みの作品だ

ご覧になってない方はどうぞお試しを

 

新年度がスタートして早一週間

社会人とは何ぞや?

ニッポンの会社、組織とはどんな感じなのかな?

サラリーマンの仕事って??

早速、悩み始めている新社会人も少なくないようにも思う

 

「おかげさま」

「三方よし」

それぞれの言葉をかみしめてみるのもいいだろう

 

 

 

学生時代の大半をコロナ禍とよばれる状況下で過ごさざるを得なかった新社会人さん

 

「道はみんなに開かれているが、みんなが持てるわけではない」(←「ミセン」の中の言葉)

 

雨の中、ぼんやり外を見つめる日もあるだろう

 

ずぶ濡れで立ち尽くすこともあるだろう

 

それでも前に歩こうとすることだ

振り返ればそこにはあなただけの道ができている

 

「空っぽのグラス諸君」

頑張りたまえ!

 

日本人は伝統的に頑張ることができる民族である

奥歯がボロボロになるまで歯をくいしばれ

日本人なら 踏ん張れ! 踏ん張りたまえ!!

 

誰かさんが空っぽのグラスを満たしてくれることもあるだろうから