YOUはSHOCK!中毒(第三章) | THE EVERLASTING MAZE

THE EVERLASTING MAZE

音楽と酒と拉麺を無限再生する勤労女子の記録

「もしやインフルエンザなのでは」という疑念を抱いて眠りについた翌朝、


熱はすっかり下がり、洪水もウソのように止まった。


だが、ちびまる子ちゃんでいう“顔にタテ線顔”


相変わらず貼り付けている状態に変わりはない。


(※ 土手鍋 をお召し上がりの方は閲覧をご遠慮ください)



しかも、昨日の夕飯は重湯


(↑解説:白粥の上澄みで、米の研ぎ汁とさほど変わらないような
病人食の極みとも言うべき代物)


しか口にしていないので、活動しようにもまったく力が出ないのだ。


とりあえずポカリスエットを補給しようとダイニングへ行くと、


両親がテレビを観ながらお茶を飲んでいた。



父「おいお前、なんかヘンなものでも

食ったんじゃないのか、ははは」



こちらは洪水に押し流されそうになって 死ぬ思い をしたのに、


うまそうな菓子を食べているのが恨めしい。



父「んで、何か心当たりはあるのか?」



私「ええと、月曜に飲んだとき牡蠣食べたけど…」



父・母「それだ!!!」



牡蠣は当たると七転八倒するとウワサでは聞いていたが、


まさか自分がその憂き目に遭うとは…


ふと思い立って洗面所へ行き、鏡に映った自分の横姿を見ながら


パジャマの上着をめくってみた。


自分の横ハラは、弧を描く普段の状態と同じモノとは思えないほど


きれいな直線 を描いていた。



「ああ、ご飯を食べないとハラって

こんなにペタンコになるんだ……は…ははっ」



しごく当たり前のことを再認識しながら、もはや笑うしかない。



横になってテレビを観ているうちに夕飯の時間になり、やっと白粥にありつけた。


米の研ぎ汁をすすっていた者からしてみれば、


こんなものでも大変なごちそうである。


質素な食事を終えて自室に戻り、再びテレビをつけた午後9時、


映し出されたのは「どっちの料理ショー」



「!!!!!」



こんなときに限って私の命の源、ラーメン対決 をやってやがる。


しかも『麺屋武蔵』と『中村屋』という超有名ラーメン店が


究極の新メニュー を作っているではないか。



石原良純 が嬉々とした顔でラーメンをすするのを


直視できないまま時間が過ぎ、午後11時。


「VVV6」のグルメ企画“東京Vシュラン2” が始まった。


なんとこちらも赤坂・六本木の ラーメン特集


スターにしきの が額に汗を光らせながらラーメンをすすっている。



私は石原良純よりもスターにしきのよりも ラーメンを愛している はずなのに、


神は何故私を差し置いてこいつらにラーメンを食わせるのだ…



割りバシとレンゲを持てない両手に拳をぐっと握り締め、


午前零時、フテ寝。



(壮大な中毒ストーリーは次回、ついに最終章へ)