明治学院ケルティッククリスマス2014 | アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑

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「明治学院ケルティッククリスマス 2014」

題目:ふたりのイェイツ アイルランドの詩と、ハープ音楽 レクチャーコンサート
日時:2014年12月18日(木)18:30開場 19:00時開演(終演予定:20:30)
場所:明治学院大学白金キャンパス、パレットゾーン2階 アートホール
アクセス:「白金台駅」、「白金高輪駅」、「高輪台駅」徒歩約7分。
主催:明治学院大学言語文化研究所
講師:西谷茉莉子、寺本圭佑
企画:寺本圭佑
入場無料、予約不要、入退場自由

2009年からケルト地域の文化と音楽を紹介してきた「明治学院ケルティッククリスマス」。6年目となる今年は、第一部にアイルランドを代表する詩人 W.B. イェイツの作品をわかりやすく紹介します。第二部ではイェイツの義娘でアイリッシュ・ハープ奏者、研究者でもあったグローニャ・イェイツについてお話しするとともに彼女の愛した金属弦アイリッシュ・ハープの生演奏をお届します。詩と音楽で、アイルランドの幻想的な世界をお楽しみください。

第一部:西谷茉莉子 講演 「W.B.イェイツ、人と作品:銀の鱒を求めて」
アイルランドを代表する詩人であり劇作家でもある、W.B.イェイツ(1865-1939)がどのような人物であったか、またどのような作品を書いたかについてわかりやすくご紹介します。若いころのイェイツは、アイルランドの神話や民話に着想を得た、幻想的な作品を数多く生み出します。この時期に書かれた詩を数編、「釣り人」と「魚」のモチーフに着目しながら読みといていきます。

第二部:寺本圭佑 演奏とお話し「G.イェイツの業績とアイリッシュ・ハープ音楽」
グローニャ・イェイツは詩人W.B.イェイツの息子マイケルと結婚したアイリッシュ・ハープ奏者です。彼女は19世紀に伝統が途絶えた金属弦アイリッシュ・ハープの復興や、アイルランドの国民的音楽家カロランの研究に功績を残しました。昨年2013年4月18日に逝去したグローニャの業績をたどりながら、彼女が愛したアイルランドの伝統音楽をハープで演奏します。