４種類の貝からなる出汁をしっかりと抽出して、鶏の旨味との相乗効果。
平打ちの自家製麺とのバランスも良く、人気の看板メニューの完成度の高い一杯を味わいました。
「だし」ソムリエが創りだす、旨みのギャラリー。
ゆえに店名は、「画廊」ならぬ「だし廊」。
仙台では複数店舗を展開する人気店。
その本店であるこちらは、仙台の市街地の真ん中、南町通りに面しています。
仙台駅からもほど近く、便利な場所。
この日のランチメニューは３種類。
「飛魚だし醤油そば」・・・鶏の清湯スープに飛魚だしであっさり仕上げた一杯。パツパツ麺の喉ごしとあっさりとした味わい。
「鶏だし生醤油そば」・・・半がえしの生醤油だれと、２種類の鶏だし。塩漬けのグリーンペッパーでの味変が楽しい。
「貝だし塩そば」・・・塩ベースの基だれに、４種類の貝だしのまろやかな一杯。太めの自家製ちぢれ麺を貝の旨みでいただく一杯。
店内は、カウンター席とテーブル席からなる、やや暗めの落ち着いた雰囲気の店内。
券売機で食券購入。
今回は基本の「貝だし塩そば」を選択。
ほどなくして丁寧に配膳されるそのラーメンは、しっかりと旨味に支えられたスープに、魚介の風味が香ります。
柔らかい鶏と豚の２種類の低温調理チャーシュー、しっかり歯ごたえの良いメンマ、刻んだ紫たまねぎ、三つ葉。
ムール貝にはさまれた貝ペーストは旨味の塊。
少しずつ溶いていけば、素晴らしい味変が楽しめる。
奥深くて上品、コク深い貝だしのラーメン。
さすがのだしソムリエの、完成度の高い一杯を楽しめました。
ごちそうさまでした。