重力線にのるからだ
積み重なった椎骨1個1個が
別々に動いている感覚はありますか
なかなか背骨の動きを意識して日々生活されている方は少ないと思いますが、
実は骨格の老化原因の一つは
脊椎がズレた状態のまま固まってしまうこと。
それはS字のカーブが崩れてしまうこと
でもあります。
さらに脊椎には重力を感知するセンサーが備わっており、私たちはそのセンサーが感知した情報でバランスをとりながら動いています。
少しくらいズレていたとしても特になんの問題もなく生活できていますよね
人間の体ってとっても優秀。
たとえ1箇所使えない箇所があったとしても、生活に支障はありません。
骨格のズレにより本来動きたい筋肉が動かない代わりに、本来動かなくてもいい筋肉が代わりにどんどん働くという代償作用(運動)がおきているのです。
その代償作用の積み重ねが筋肉の負担となり疲労や痛みといった症状が現れてきます
毎日同じ姿勢でいる時間が長かったり、同じ動作の繰り返し等で体の使い方に癖があったりすると
当然、よく使われる筋肉と使われない筋肉が出てきます。
怪我や病気など痛みのある時なども患部をかばうように代償作用が働き、本来使わなくてもいい筋肉ばかりを使うことに。
その代償作用は脳が覚えてしまい、怪我や病気が治ったあと痛みがなくなっても無意識に働いてしまうそう
そしてこの代償作用(運動)は怪我や病気以外にも日常生活でも起こり得ることです
例えば姿勢を良くしようと背筋をのばしたり、ポッコリお腹が気になってお腹を引っ込めたり、常に体幹を意識して膣やおしりにチカラを入れていたり・・・。
どこかの筋肉を意識して使うことにより本来使わわれたい筋肉は使われず弱くなってしまいます。
その弱くなった部分をカバーしようと使わなくてもいい筋肉を過剰に使うことに。毎日少しずつ積み重ね事で筋肉への負担が大きくなり、痛みが出てしまったり疲れが取れない体になってしまいます。
意識して鍛えられる筋肉は外側の筋肉。インナーマッスルといわれる内側の筋肉は意識して鍛えるのは難しいと言われています。
では、どうしたたいいのか
身体の土台である❝骨格❞がきちんと重力に乗れる位置にくると、意識しなくてもインナーと言われる部分の筋肉が自然と使える身体になるのです。
骨格ベクトルトレーニングでは重力に乗って動けるような体を目指します。
意識しなくてもインナーが使える身体
重力に逆らうのではなく
重力と仲良くなって
骨格からのアプローチで楽にきれいになっちゃいましょ