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考える道具を考える

The instrument which I think

まずは日本サッカー界の歴史的な勝利を祝おう!

世界大会では海外での戦いにはじめて勝利したのですから。
大健闘といえるでしょう。

素直に喜びたい。

‥‥

それにしても、ワールドカップで勝つということは難しい。

今回、世界の強豪国と言われるチームの戦いを見ても、
ドイツを除いて、なんとも歯がゆい戦い方が多いのを見ても分る。

イギリス、アルゼンチン、フランス‥そしてオランダですら。


サッカーで勝つには、
個人の力とチームの力の相乗効果が発揮できるかどうかにかかっているといわれている。

こうした圧倒的実力を持つチームの戦い方を見ていると、
この相乗効果によって勝つことが
大変困難であることが理解できます。

フォア・ザ・チームと個人のプレー。


思えば、ワールドカップは、
世界に飛び出すためのタレントコンテストでもある。

個人の力を見せ付けて、自分を高く売るには、
最高のステージであることは間違いない。

しかし、個人ばかりが目立とうとしても、
チームが勝たなければ意味がない。
チームが勝つには、個人のスタンドプレーは封印されなければならない。

アフリカのチームの選手個々人は、
高い身体能力を持っているのは間違いない。
しかし、昨日のカメルーンの選手達は、
どこか戸惑っているように見えた。

恐らく日本には負けないだろうと思っていた選手の意識の中で、
組織的なプレーがほとんどできていなかったことを思うと、
サッカーというゲームが持つ勝つことの困難さが理解できるというわけです。

組織の調和による力が勝つのか、
個人の能力が発揮できたチームが勝つのか‥
こんなワールドカップの見方で、
私は今回のサッカーを楽しみたい。



今日も暮れゆく‥。

どうも朝の時間に集中していろいろな仕事を片付けていると、
ブログを書く時間がなくなってしまいますが、
朝の新鮮な時間に書いているブログは、
前向きで論理的で躍動感があります。

反対に、今日のように、
夕方から夜にかけて書くブログは、
情緒的で、物静かで、反省的です。

‥‥

昨夜、何気なく見ていた民放番組。
親子の対話や遊び、買い物の価値観の違いを鮮明に映しだしているドキュメントを放映していた。

家にこもり気味で、友達も少なく、
合コンだのなんだのに出て行かない男の子に対して、
団塊世代の父親は説教する。

たまには遊んで来いよ!
考えていて何もしないより、
何かをしながら考えることが大事だぜ!

  子供‥‥そうかな?


また、バブル絶頂期にお立ち台で扇子を振っていた母親が登場し、
依然として高級ブランド品漁りに励む後ろを、
社会人になりたての女の子がついて歩く姿が映し出された。

さんざんブランド漁りした後は、子供の買い物の番だ。
女子は、シマムラに行き、1280円だかのTシャツ一枚を買うのに2時間かかった。

  母親‥‥女の子に向かって、馬鹿じゃないの?
  子供‥‥今は、シマムラがお洒落なんだよ!

どちらがいいとか悪いとかいうことはないが、
質素で節約しながら生きようとする子供の姿が、
正真正銘、何処から見ても「正常な感覚」に思えてならなかった。

‥‥

夢中になって取り組むことはないの?

  ‥‥別に‥

恋愛も勉強も友達も、真剣に必死にやろうよ!

  ‥‥別に‥

 そうだね。そんなにムキになってやることは、ないのかもしれない。
 親も子も、夕方に前向きの話なんかしちゃだめださ!

文藝春秋7月号に、数学者藤原正彦先生による「日本国民に告ぐ~一学究の救国論」という論文が掲載されています。

藤原先生といえば「国家の品格」で大ベストセラーを得て、緩んでしまった日本国民に大きな問題提起をしたことで知られています。この後、品格という言葉が流行語にすらなったように思えますが、要は、西欧的合理主義、論理重視の新自由主義が破綻していることを指摘し、日本的美、日本的生活様式、あるいは日本的幸福感の優位性を説いたものでありました。

今回の救国論もまた、基本的な軸はこの国家の品格のロジックにあります。自ら冒頭書いていますが、ナポレオンに占領されていた当時、ドイツの哲学者フィヒテが自国民に向かって送った熱きメッセージと同じ思いで書いたものとしても、果たしてそのようになっているかどうか、読者次第といえそうです。

20年間に亙る日本人の閉塞感の打破。
本当の意味で自立し、本来持っていた日本人としての誇りを取り戻すには、明治以来、国際社会に投げ込まれた日本人が失ってきた「美意識」「価値観」に立ち戻って、再度、日本国民が作ってきた「国に対する意識」と「個人の幸福感」とを考え直してみようという内容でしたね。

戦争に対する歴史認識については、相当な違和感を覚える人も多いかもしれませんが、現代日本は、アメリカの属国であり、アメリカの戦後戦略の中の枠組みの中でしか国家運営をしていないというのは、頷けるものがあるといえそうです。

その元凶に上げられるのは、GHQと日教組が結託してつくり上げた日本弱体化計画にあるというわけですが、藤原先生の日本再生の提言を(少し過激ではありますが)纏めると以下のポイントになりそうです。日本人の誇りを回復させるには‥

 1 まずは戦勝国の復讐劇でしかない戦後の「東京裁判」の否定
 2 アメリカに押し付けられた日本国憲法の廃止と再制定
 3 自らの国を自ら守る軍事力を持つ、その上でアメリカと対等に同盟を結ぶ
 4 日本的美意識「もののあわれ」、あるいは、個より公、金より徳、競争より和、主張するより察するなどの美意識感覚を普遍的価値観として見直す

この最後の価値観こそが、混迷の世界を救うことになる。

ということになりますか?

皆様はどう思いますか?






外食産業でサイゼリアが伸びているという。

70席以上ある店舗,でも二人程度の人員で賄っている。混雑時はさすがに待たされることはあっても、概ね苛つくことはない。

サービスを科学的に分析し、合理的オペレーションを実現しているという。

サービスのQC,
日本人が応用したサービスの科学の成果だという。

心を科学する。
そこに不況突破のヒントがあるように思う。





iPhoneからの投稿

物事は見方でどのようにも見える。
エッシャーのだまし絵を見ていると特にそう思う。

だから、楽天的に見た方がいい。

でも意識して楽天家になるということは、本来、不安家であるわけだから、時に不安になることはある。

本当の楽天家とは、
自分が楽天家であることを
知らない人間のことをいう。

こんなことを書いている私は、
果たして
楽天家だろうか?





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