ヒューマン・リソースという言葉がある。
人材マネジメント用語集を見ると、
‥‥人間を単なるWork Force(労働力)という視点ではなく、会社が持つ資源であるという考え方。
とある。また、
‥ヒューマン・リソースは個別機能ではなく使命で語られることも多く、「人的資源の獲得」「人的資源の動機づけ」「人的資源の育成」「人的資源の定着」の4大使命を達成するために存在しているという説明をする会社もある。
とある。
現在の日本の企業には、特に大企業には依然として人事部がある。
人を資源として考えるのではなく、人を配置する部門、すなわち労務管理を主体とした部門という位置づけが依然として根強く残っているのでしょう。
人事‥‥という言葉には、人を動かす権限という意味もありますね。人事権は、組織が生き物であるという観点から見れば、企業組織の中軸を担う戦略部門のコアだと考えてもいいのでしょうから。
そういえば、政治家と官僚とのせめぎあいの中で、大臣が持つ最後の切り札が「人事権」なのも分ります。
しかし、もうそろそろ、人事部という言葉をなくしてしまう時代なのかもしれませんね。
生涯一企業。企業に奉仕する。
そんな意識は、既に薄れているのですからね。
人材を人財と呼び、人事をヒューマン・リソースと呼ぶ。
でも、本当にそんなふうに機能している会社が、あるのでしょうか?
今夜も、新橋のガード下で、
人事は夜の酒の席で決まる!なんて酔って騒いでいるオジサンたちがいるのも確かです。
お気の毒様