吉越式会議。そのポイントは? | 考える道具を考える

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19年間増収増益を続けた企業の代表。その本人が成長の秘訣を明かした「吉越式会議」(吉越浩一郎氏著 講談社 2009年11月刊)を読んだ。

日経ビジネスオンラインでも連載している同氏のコラムで、この「会議術」ノウハウを知ったのがキッカケでしたが、単行本になっているので取り寄せてみたわけです。

ここで明らかにされている会議術のノウハウは、そうですね、意外なものではなく、むしろ極めて基本的なことを毎日実行したことによって得られたノウハウとも言えそうです。

その毎日実行のステージが「会議」という場であったと解釈したほうがよさそうで、逆に、会議を効果的に活用することによって、従業員の事業に対する参画意識、責任意識が圧倒的に高まり、結果として業績に反映されるといえそうです。

実施する内容は簡単で、毎日毎日、従業員から提出される「問題カード」(1日40枚以上とか)を、代表の吉越氏がその場で評価し、判断し、決裁するというもの。

恐らく、この基本的なコミュニケーションは、代表者がどの程度覚悟を決めて実施するかで決まると言っていいもの。従業員から提出された問題点を、即時決裁することは簡単ではない。

しかし、吉越氏は、それを19年間続けた。だから業績は向上し続けたということなのでしょう。

本著は、会議術のノウハウ書であると同時に、経営者の意識改革の書でもあると思いましたね。

継続は力なり。頑張りましょう!