物を買うのは「お店」で。
これは昔も今も変わらない。
1970年代から、通信販売という形態が登場し、売り方、買い方に変化の兆しが現れた。その後、消費の姿は多様化の一途を辿り、ここ10年でネットでの売り方、買い方が急速に進展しているというわけですね。通信販売の売上高全体は8兆円だとか。約6兆円がネットの世界で売買されている、というのが現状のようですね。(百貨店、スーパーの落ち込みと反比例している‥)
消費という言葉もなくなり、消費者ではなく生活者になり、今や私達はモノを言う創造者にすらなりつつある。物を買うのは「消し去る」ためではなく、「創る」ためであるというのは、いかにもカッコいい。でも「創る」と残る。残ると家の中は物で溢れることになる。不必要なものは捨ててしまえばいいのだが、捨てるにもお金がかかるようになって、「交換」しようという意識が高まった。ネットでのオークションは、この風に乗って真っ盛りだ。
ネットの価値観は、30歳を分岐点として大きく変わると「フリー」(NHK出版)の作者クリス・アンダーソンは指摘する。1980年以降に生まれた世代の価値観が、ネットの世界を支えているというわけだ。それ以前の世代の人々は、ネットの世界で「無料(フリー)」で展開されている売買(?)にまだまだ懐疑的だという。しかし、30歳以下の世代は、「無料」が当り前の価値観で、モノの売り買いの世界観を大きく変える原動力になっているというのですね。
グーグルの検索はタダ。
ヤフーでニュースを読むのもタダ。
ユーチューブで映像を視聴するのもタダ。
辞書を引くのもタダ。
‥みんなタダ?
しかし、物を買うのは「お店」で。
これは昔も今も変わらない。
でもここでいう、その「お店」は、必ずしも「現実の」ショップである必要はない。
あるいは現実のショップでないほうがいい。
と言っても現実のショップはなくてはならない。
いや、現実のショップは、より「現実的」でなければならない。
現実より現実的なショップとは何か?
それは超現実。どこか夢ウツツの世界を体験させてくれる「空間」。
ネットの世界が「時間」の流れを失った「空間」だとすれば、
現実のショップは確実に時を刻んでいる「空間」。
‥‥私達は、時々、我に帰る時間が必要なんだろうね!
長くなったので、本日はこの辺で‥‥。
さて、ジュンク堂に行って、アマゾンで買う本の下調べをしなければ‥‥。