物語を創ろう! 鏡を見ながら… | 考える道具を考える

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物語は人間の脳にとって大いなる刺激となることが実証されてきている。

物語は、それを語る人も聞く人も、自分のイメージの中で仮想の現実と向き合うきっかけを作ってくれる。仮想の中で初めて見えてくる事実に、現実より一層リアルな事実と向き合うのが、物語の利点ですね。

今、私が担当しているある企業のコンサルの仕事で、「物語編集会議」という会議体を設けてさまざまな仮説検証をしているプロジェクトがある。

何でもいいのだが、心温まるエピソードを文章化し、全員に披露し、そして評価する。そのプロセスで、組織人としてのあるべき姿やお客様との対応について、極めて客観的な「気づき」が生まれる。

はっとする瞬間。それが気づきだとすると、物語の中での発見は、自分を客観的に評価できる利点がある。まるで他人事のように自分の問題を発見する体験は、結構面白い効果があるのですね。

いわば、鏡。
そこに写っている顔は、誰なんでしょうね?