多読ではあっても、速読ではない。
‥食べることが出会いであるように、
読書も出会いです。
読書は大変な行為だと思わずに、色々な食べ物を楽しむように読書する。
ここに、巨人の多読術のヒントがあるようですね。
そして「攻読」と「守読」というキーワードも登場する。
千夜千冊での読書の基本姿勢は、その多様性を肯定し、自らの問題意識にすり合わせていく。
これが読書の極意だと理解しました。
そしてどんな読み方も全て肯定する。読書に正しい読書も間違った読書もないということは、とても嬉しい指摘ですね。体内の読書リズムを維持していくという考え方にも驚愕でした。
文章を書く技術については、世の中にはたくさんありますが、読書の技術についてまとまった書籍がなかったのは、確かに不思議です。
結局、私も本を読むことが好きなのではありますが、紙で創造された書籍そのものに触れていることそのものも好きなのだということに気づき、またその時間を楽しむということも、既に読書のうちなのだという巨人の指摘に深く共感するのでした。