その時、テレビは国民に冷静な対応を呼びかけたのだが‥‥ | 考える道具を考える

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The instrument which I think

4月5日11時30分ごろ。
かのミサイルだか人工衛星だかが発射された。

その時、日本のテレビは、「国民の皆様は冷静な対応をしてください。」と呼びかけた。

冷静な対応? って、結局何をするのことなのか?

その時の瞬間は、この問題を扱って討論番組を放映されていたテレビ朝日や、フジテレビではタモリさんの笑っていいともなどが流れていた。私は、NHK教育テレビの将棋対局番組を視聴していた。ロケットより将棋対局の終盤の一手争いに夢中になっていたわけです。

NHKは即座に特別番組を流した。

しかし、わが日本の日常は、上野などの桜並木では見物客で溢れていて、ロケットが日本の上空を通過していくこととは無関係な日常の時間が流れていた。

切迫した感じが決定的に欠落した「仮想迎撃」の姿。どこまで真剣に日本の防衛のことを考えていたのか‥どこか、テレビの向こう側の世界をのぞき見ているようだった今回の報道。一国の総理大臣も、国会の質疑で答弁するだけで、国民にこの「事件」への対応を呼びかけていたわけでもない‥。

冷静に対応するように‥というテレビの言葉が、えっ?というような違和感さえ覚えたのは、私だけだったでしょうか? 国際的緊張感のない日本。こんなんで、本当にいいのかな?

  ‥戦争起さない確実な対処法は、
   戦争に無関心なことである!

そんな格言を作ってみました。これ皮肉ではありません。