4月1日に新しい人材に対する企業トップの演説が各地で行われた。
トヨタ自動車、日立製作所、パナソニック‥‥。
世界に冠たる日本の代表的企業のトップは、世界的な大不況の現状の厳しさを客観的に指摘しつつ、それでも必ず好転することを信じて頑張りましょうというトーンが多かった。言葉は厳しくても、何だか、心底では、恐ろしいほどの楽観的意識があったように思える。
日本人の「なるようになる」という外界に対する意識は、実は凄い楽観主義なのではないかと、改めて思った。空白の10年においても、実業界の心のどこかには、悪いことがあれば必ず良いこともあるという日本的楽観主義があったように思えてならない。
今回の凄い不況でも、最後はロジカルな部分より、エモーショナルな部分で乗り切ってしまうかもしれないな‥‥。
反対にオバマ大統領の就任演説のDVDを何度も見ていると、そこには言葉での厳しさは同じでも、未来を信じようという強烈なメッセージと自信回復への訴求が、ほとんど文学的ともいえるレトリックで発信されていた。ロジカル。アメリカ人は、「何とかなる」とは絶対に思わないのだな‥‥。
さて、日本的な楽観主義って、本当はいいものかもしれないと‥そんな風に思ったのでした。
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