志らくさんの地方独演会を追った。
福島県はいわき市。
アリオスという劇場の中の小劇場での独演会。
300人くらいの小劇場は満員。
都内、池袋などの定例一門会も盛況ですが、地方での人気も凄い。
狂気の人と自らのエッセイで宣言した志らくさん。
しかし、最近の落語は、古典の正統派に近くなってきているように思えた。
勿論、現代的な解釈が味付けされているのは言うまでもない。
出し物は、二席。
最初は「死神」。
西洋的宗教観の江戸落語と自ら解説するこの死神は、
落語家の独自性が滲み出す一品。
志らくさんの死神は、ユーモラスで現実的で打算的。
そこが可笑しい。
締めは「文七元結」(ぶんしちもっとい)。
江戸っ子の人情噺。
今回の二作品。ともに志らくワールドの代表作と言ってもいいかな。
地方でも、絶対手を抜かない。その姿勢に感動でした。