詩人 谷川俊太郎さんの言葉に耳を澄ます | 考える道具を考える

考える道具を考える

The instrument which I think

2006年2月にブログをはじめて4年目に入ろうとしている。

最初のころは、何を書いていこうか、一回一回、結構真面目に考えた。
テーマが見つからなくて、行き詰った時、私は、敬愛する詩人谷川俊太郎さんのこんな言葉に出逢った。
その言葉を、自分のブログに書き写すことによって、私は、書き続けることの意味を自分の中に発見したように思う。4年目の始まりに、改めて俊太郎さんの「詩選集」のあとがきの部分を書き写そうと思う。



  詩を書き始めようとする時、
  一枚の白い紙を前にして私はいつも途方に暮れます。
  ‥白い紙がまるで荒野のように見えます。
  私に出来ることと言えば、ただじっと待つことだけです。

  ‥‥

  私に言葉を択ばせるそのエネルギーは、
  私たちの使っている日本語自身の中にあるのです。
  時間的にはさまざまに変化しながらも数千年にわたって語りづがれ‥

  ‥‥私にとってインスピレーションを待つとは、
  見知らぬあなたの、言葉にならぬ魂のきしみに
  耳をすまそうとすることだといえるかもしれません。


そうでした。私とあなたの、言葉にならない魂のきしみに、改めてじっと耳を澄まそうと思います。