オトコマサリとか女の細腕という例えが意味する価値観 | 考える道具を考える

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昨日のNHKスペシャル「女と男 最新科学が読み解く性」の第2回を観た。

特に地図を読めない女‥という現象に対してカナダの研究者がその意味を解明する研究を行っているのが面白かった。記号で空間認識する男の脳と、固定物の形状で場所を認識する女の脳との違い‥というような説明があったように思えた。(表現は違いますが)

だから、これまでの地図の描き方が、男の脳に適するように描かれているだけで、女が地図を読めないわけではないのだという説明でしたね。なるほど‥と気づきました。

また、ビジネスでのプレゼンテーションにおいても、相手が男性か女性かによって、プレゼンテーションの演出の方法を変えると効果的であるというコンサルタント会社の事例も面白かった。男の場合は、意思決定の権威者を同行させて、そのプレゼンの意味を伝達し、結論から入ると効果的であるのに対し、女性の場合は現場の担当者を同席させて、様々な選択肢を提案するほうが効果的‥。

そういえば、日本語には、ビジネスで活躍する女性に対して「オトコマサリ」とか「女の細腕」などという言葉がありますね。これは仕事は男で家庭は女という生活の役割分担が明確な価値観の時代に生まれた言葉でしょう。しかし、男の価値観でビジネスが展開される時代は過ぎ、男と女の違った価値観でビジネスは展開されるという時代になっていると捉えると、とても参考になる番組でした。

仕事と家庭の区分という概念自体がおかしい区分なのだということでしょうか?
生きていくための活動そのものが重要なので、そのために必要な仕事と家庭に区分など本来ないのだという考え方なのでしょうか? ワークライフバランスという言葉が国の施策としてありますが、この言葉自体が既に過去の概念となるのでしょうね?

それにしても、女性が仕事で活躍する場合、オトコマサリではなく、オンナマサリとなるのでしょうか?