昨年の5月に放映された爆笑問題の爆問学問「私が愛したゴリラ」を観た。
ゲストに登場したのは、京都大学山際教授(大学院・霊長類生態学者)。
(ちなみに、毎日読ませていただいておりますブログ「50代オヤジの独言」ニックネーム加齢臭さんは、このときの放送内容をブログで再現していた記憶があります)
類人猿、特にゴリラの姿を通して人間性を学ぶ‥ということと、人間を通してゴリラを学ぶという明確な問題意識を持った山際先生の話は分かりやすかった。
とりわけ、人間と類人猿との最も大きな相違点は、喜怒哀楽の表現が、まったく違うという指摘でしたね。
「子供のゴリラは笑う。でも大人になるとゴリラは笑わない。そして泣かない。」
笑うという行為は、人間独特の感情表現で、まぁ、共同体での空間共有意識の表現方法になるわけですね。ゴリラは人間に極めて近い家族での共同生活を営むが、社会的存在ではないので、笑う必要はないのだという指摘。
爆笑問題の田中さんが、ふと漏らした言葉が気になった。
‥そういえば、サルもゴリラも、みんな一緒になって大笑いしているシーンは見たことないな。
笑い‥‥。共感の表現。(勿論ゴリラにはゴリラなりの感情表現があるらしい。)
一人が笑うと皆が笑い出すのも、人間が学習した貴重な表現方法なのだろうか?
どこか不機嫌そうなゴリラの顔を見ていて、人が笑わなくなったらどうなるんだろう‥などと考えていた。
‥そんな不機嫌な顔してないで、落語でも聞きながら笑い飛ばして、嫌なことは忘れちまいな!
せっかくだから、豊かな感情表現をしようじゃありませんか?