今年の年末は、
テレビで一年を振りかえる報道特集の数がとても少ないような気がします。
それは、ある意味、体験したことのない金融危機が年末に向かって発生したことと、その解説そのものに映像的にインパクトが期待されないということも手伝ってのことかと推測しています。
客観的に今の状況を解説できないのであれば、
特集を組むこともできない。
だからでしょうか?
製造業での派遣労働者の解雇(正確には契約継続しない、あるいは途中での契約解除)という社会現象を取り上げて、年末を乗り越えられない現象ばかりを取り上げています。
確かに、派遣労働者は自動車業界の円高と売上不振によるリストラのターゲットになっているのは分かります。株というバーチャルな金融ゲームも不振を極め、一攫千金の夢が崩れてしまったことも要因となっているでしょう。
しかし、環境問題も含めて、日本のマスコミが発信する情報を鵜呑みにするのは、もっと危険だということも事実です。ニュース報道は、一つの断面にしかなく、それは、その反対もあるのだということ。そういう批判的なニュースの見方ができないと、自分の生き方を見失ってしまうということもあるのだということを肝に銘じておく必要があるわけですね。
鷹の眼と蟻の眼‥‥という言葉があります。
全体を空の上から客観的に見る視点(鷹の眼)と、
地上を這いつくばって実体験して見る視点(蟻の眼)との両方を持つこと。
そうして見える姿こそ、少しは客観的といえる視点なのだと思います。
自分にっとて楽しい生き方だと感じることこそ、大切にしたいものですね。