日曜日朝、テレビ朝日の田原総一郎さんの番組で北欧の小国フィンランドの「世界一」の実相がレポートされていた。
人口500万人ほどの国だからできることでもあると言ってしまえばそれまでですが、特に教育の現場でのレポートが記憶に残りましたね。
小学校の教育では、20人程度の学級に二人の先生が担当する。紹介されていたのは、「考える授業」でしたか‥。あるテーマについて考える課題。そのアウトプットは、文章でも良いし、絵でも劇で表現してもいい。あるテーマの問題解決のために情報をインプットし、考えてアウトプットする。その表現の多様性に対する寛容性に共感するもの多かったということですね。
多様性を容認するというのは、言葉では簡単ですが、実際にはなかなか難しい。自分と他人の違いを理解し、その違いを認める。人間の社会性を考える上で、理想的な関係を構築するための基本的な態度を決定づける重要な要素なのは分かるとして、果たして心情的にも同意できるものかどうか‥‥。そのあたりの深堀りはありませんでしたが‥。
しかし、所得に対する税金率が70%以上という国。公共、環境、教育、医療という最も難しい課題に国が資金を投入する戦略は、高齢化後の生活の安心感を作り出し、だからこそ、若者の創造へのチャレンジが生かされるというのも頷ける。
明日の生活が不安な国では、このような心情にはなれない。確かに、国がやるべきことの姿を描いてくれてると思いましたね。そして、それは人口500万人という国の規模が大きく関わっているとも言えるのです。1億2千万人の国の経営を考えるのではなく、500万人の国を考えれば実現する社会とは、わが国で考えれば、すなわち地方分権ということになるのでしょうか?