当初の予測以上の差でアメリカ大統領選挙はオバマ候補が勝利した。
一年近くに及ぶ選挙戦がどのように続くのか、日本人の私には想像がつかない。しかし、そこで重視されるのが、「言葉」なのはよくわかる。
歴史的な金融危機を経済政策として乗り越えるために、
我々は「変革」(change)しなければならない。
そう、「私達はできる!」(yes we can)。
これが一貫した主張。分かりやすく、何かを感じさせるメッセージだった。
日本の政治家にも欲しい「言葉」。
我々の前には大きな仕事が待っている。
(イラク、アフガンの)二つの戦争、危機に直面した地球、世紀の金融危機だ。
新エネルギーを開発し、仕事を創出し、学校を建て、脅威に対処し、
各国との同盟関係を修復しなければならない。
道は長く険しい。坂は急だ。
だが、私は今夜ほど希望に満ちたことはない。
私は約束する。
我々は一つの国民として目標に到達するのだ。(訳・佐藤賢二郎)
政治家が国民の上に立っているのではなく、国民と共にあるのだという文脈が生きている。
involvement‥という動機付けのキーワードには、参画する、巻き込むという意味のほかに、深い関係という意味もある。主役が誰かを訴求する言葉には、期待と国民の苦境からの脱出のための決意が込められる。
involvementという言葉には、やる気、熱意という意味も込められているのですね。インボルブされたんですね。これがアメリカの強さなのでしょう。
さぁ、私達はどうする?