斉藤孝先生の「コメント力」という出版物が発刊された時、
コメントするにも「力量」が必要なんだと思いました。
質問力、段取り力と、何でも「力」をつけることが好きな先生だな‥
と思いましたが、コメントするには、確かに力量が必要なんだと、
最近つくづく思います。
コメントするのに必要な能力とは何か‥考えてみました。
1 コメント対象となる事象に関する知識がなければ話が始まらない
2 知識があっても、その事象に対する評価ができなければコメントできない
3 評価をするためには、評価軸をもっていなければならない
(単なる思い付きになってしまいますからね)
4 評価軸とは、自分の立ち位置を自認し、
その視点から対象を見たときの良し悪しを判断する座標軸なので、
まずは自分の立ち位置を明確にしておかなければならない。
5 故に、自分が発するコメントに力があるかどうかは、
自分がどの立場で発信しているか自認する能力に依存する。
6 結論。コメントする能力とは、自分のことをどれだけ知っているか、
という能力のことである。
日常、私達はどんな人との対話の中でも、何気なくコメントを求められることが多いのに気づきます。
‥‥どこか美味しい店を知らない?
ときかれた時でも、それは立派なコメント力を発揮する場面にいるということですね。
その場合、普通は、
‥‥有楽町のガード下に、ハムフライのめちゃ美味しい店があるってさ!
と応えるのもコメント力だし、
‥‥六本木のミッドタウンにあるリッツカールトンの47階にいけば、
最高の雰囲気でオリジナルティとスイーツが楽しめるよ!
と応えるのもコメント力ですね。
でも、この二つの言葉のどちらが、お訊ねしてきた相手に納得がいくものかは、応えている私次第というものなのですね。
コメント力の「らしさ」は、自分で作っていくイメージにフィットしたものでなければいけないわけですし‥。ちなみに、このお問合せに有楽町のガード下の情報を提供した時の相手の顔には、とても不思議な違和感、というか泣き笑いのような表情になったのを私は見逃しませんでした。私のイメージには、きっと合わなかったのでしょう‥。
この文章のコメントを、あなたならどう書きますか?